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【RIZIN】2020年最短フィニッシュは萩原京平の22秒、女子は浅倉カンナの初TKO95秒(動画あり)

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2021/01/03(日)UP

RIZIN2020年最短フィニッシュは11月大会における萩原京平の22秒KO劇

 2020年に行われた『RIZIN』は全5大会。全65試合(デモンストレーション除く)の中で最短フィニッシュタイムを記録した試合は、11月21日『RIZIN.25』における萩原京平(25=SMOKER GYM)が内村洋次郎(35=イングラム)に1R22秒KO勝利した一戦だった。

 萩原は同年8月の「RIZIN.22」でRIZINデビュー。下馬評を覆し、白川陸斗を3RTKOで破る勝利を収めた。続く9月の「RIZIN.24」では芦田崇宏に一本負けを喫するも、その期待度の高さから11月大会に抜擢。キャリアに勝る元ZST王者の内村をカウンターの右ストレート一発でKOするアップセットを引き起こした。
 この勝利で萩原の注目度はますます上昇。大晦日の「RIZIN.26」ではキックボクシングからMMAに転向した平本蓮(22=THE PAN DEMONIUM)のMMAデビュー戦の相手を務め、2R1分29秒で平本を粉砕。RIZINフェザー級の台風の目として存在感を強めている。

次点はホベルト・サトシ・ソウザの実兄、マルコス・ヨシオ・ソウザの87秒勝利

 次点は同じくMMA。2月の「RIZIN.21」においてマルコス・ヨシオ・ソウザ(36=ブラジル/ボンサイ柔術)​がファルコ・ネト(35=ポルトガル/Kleber Team)​に1R1分27秒でKO勝利した一戦となった。

 マルコはRIZINライト級で活躍するホベルト・サトシ・ソウザの実兄。RIZIN初参戦では中村K太郎に敗北したが、再起戦となったこの一戦で高い実力を証明し、ソウザ兄弟の存在感を強めた。なお、弟のホベルトは8月の「RIZIN.22」において1R1分52秒TKOのスピード勝利を収めている。

女子最短は8月大会の浅倉カンナ、RIZIN初TKO勝利は95秒決着

 女子MMAでは8月「RIZIN.22」において、浅倉カンナ(23=パラエストラ松戸)が古瀬美月(19=Y&K MMA ACADEMY)を1R1分35秒 =95秒 TKOで破った一戦が最速となった。19年に山本美憂に敗れて以降2連勝で迎えたこの一戦で、浅倉はRIZIN初のTKO勝利で3連勝。大晦日にはあいを打撃で封じる判定勝利で連勝を4に伸ばし、タイトル挑戦に大きく前進した。
 また女子の次点は大晦日に浜崎朱加(AACC)が山本美憂(KRAZY BEE/SPIKE22)を破った一戦。ネックシザーズでの一本勝ちは1R 1分42秒=102秒のスピード決着だった。

 最後にキックボクシングの最速KO試合を2つ。2月「RIZIN.21」で実方宏介(23=真樹ジムAICHI)が酒井リョウ(33=レンジャージム)をKOした一戦と、8月「RIZIN.23」で松倉信太郎(29=TRY HARD GYM)が森興二(31=FJ KICKASS)をKOした一戦が、ともに1R 1分28秒=88秒で並んだ。

 実方、松倉ともにパワーとテクニックを共存させる重量級ファイター。両者ともこのKOの後、実方は今年1月にK-1初参戦、松倉はRISEからREBELSへと活躍の場を広げている。

 2020年も多くの名勝負がひしめき合ったRIZIN。大晦日には朝倉未来、堀口恭二の再起や那須川天心と武尊の対話など、多くのドラマが生まれた。果たして2021年はどんなドラマが見られるか。

▶次ページは(動画)萩原京平の衝撃22秒KO劇、浅倉カンナの95秒KO勝利、実方&松倉のキック 88秒のKO勝利の動画

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