【ONE】青木真也が“全力ガチ”公開練習、新世代強豪との対戦に「僕の存在は消せない」=1.22シンガポール
1月22日(金)シンガポール・インドアスタジアムにて行われる『ONE: UNBREAKABLE』で、ジェームズ・ナカシマ(32=米国)と対戦する元ONE世界ライト級王者の青木真也(37=EVOLVE MMA)が11日、都内にて公開練習を行った。
青木は前戦となる昨年9月の『Road to ONE』で江藤公洋(和術慧舟會HEARTS)に判定勝利を収めているが、本戦の出場は19年10月の日本大会『ONE: Century』以来の1年3ヶ月ぶり。
選手のよくある公開練習では、対戦相手に動きをチェックされたくないとの理由もあり、1、2ラウンドを流すように行われることが珍しくないが、今回、青木はなんと3分5Rのミット打ちを全力で実施。その内容も前半は前蹴り、ミドル、ヒザを軸にショートのパンチとヒジを織り交ぜ、後半はパンチの強打や連打を繰り返すハードな内容。
15分間終始、大きく肩で息をしながらも、手打ちでなく、しっかりとミットにパンチや蹴りを打ち込む青木。強い意志を持って自身で追い込む様子が、この試合に賭ける気持ちを伺わせた。
この試合に向けての準備期間は、昨年12月19日に試合のオファーを受けからの約1ヶ月間と短い。さらに、15日のシンガポール到着後、試合までの隔離生活を強いられるが、青木は試合に向けてキッパリと「不安はないです」と迷いがない。
むしろ、1年3ヶ月ぶりの本大会の試合は「生活に張りが出る。(対戦相手の)ナカシマだからという訳ではない。何かに生きていくという喜びを感じる」と、コロナ禍で試合が組まれ、好きなこと(戦うこと)をやってそれを表現できることに、純粋に喜びを感じている様子だ。
しかし、今回のマッチメイクはMMA戦績12勝1敗とONEの中で最も勢いのある選手の一人と高い評価を受けるナカシマが相手。勢いのある若手選手を“ぶつけられた”形に、青木は「僕の存在感は消せません。”なめんなよ”という気持ちを常に持っている」と語気を強めながら「若さや勢いは彼の方にあるのかもしれない。しかし、経験では負けない」とベテランの意地と勝利への自信を見せた。
自身が寄稿する『月刊青木真也」で、今回の試合を「幸せな時間がくる」と表現した青木。1.22シンガポール大会で、青木がどのような戦いぶりを見せるのか、期待される。
▶︎次ページ(動画あり)は、青木真也のフィニッシュシーン満載のハイライト映像
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