【UFC】マクレガーに雪辱戦のポイエー、勝利の鍵は“カーフキック”にあり=1.23
2021年1月23日(土・現地時間)に開催される『UFC 257』にて行われるライト級ワンマッチ「元UFC二階級同時王者コナー・マクレガー(32=アイルランド)vs元UFC世界ライト級暫定王者ダスティン・ポイエー(31=米国)。
前戦で両者は2014年9月の『UFC178』のフェザー級ワンマッチで対戦。戦前の激しいトラッシュトークが話題となり注目を集めたが、マクレガーが左フックで1R1分14秒のTKO勝利を収めた。
元UFCファイターで現役引退しているダン・ハーディー(38=英国)が、6日に配信したYouTubeチャンネルの『THE WAR ROOM, DAN HARDY BREAKDOWN』で、この一戦を分析。勝負の鍵は“カーフキック”にあると話した。
ハーディーはマクレガーの構えに注目。「マクレガーは基本、サウスポーで後傾姿勢。だから、彼が前の右脚に体重移動した瞬間を狙って、その脚にカーフキックを蹴るんだ」と、ポイエーに向けて、“カーフキック”を出すことを助言。
続けて「マクレガーの左ストレートは、前脚に全体重を乗せて拳を突き出すのが特徴だ。痛みで脚に踏ん張りが効かなくなれば、マクレガーの攻撃は無力化する」と、その理由を説明。
さらに「カーフキックは本当に有効な技だ。良いのを一発当てただけで、確実に1、2ラウンドは相手の選手の戦力は大きく下がる。マクレガーに当てることができたら、マクレガーは武器の左ストレートは封印され、得意の蹴りも出せなくなる。マクレガーはクリンチやレスリングで凌ぐしかなくなるだろう」と、マクレガー優勢の声が多い中、ポイエーの勝機は充分にあるとした。
ポイエーはMMA26勝6敗の成績で勝利試合のうち12KOと決定力の高いストライカーだ。ボクシングを軸にしたファイトスタイルで、昨年6月のダン・フッカー戦では激戦を制したものの、むしろ、フッカーにカーフキックを蹴られ、苦戦している。
しかし、ポイエーが所属するチームは、堀口恭司と同じアメリカン・トップ・チーム(ATT)で、コーチも同じマイク・ブラウンだ。昨年大晦日のvs朝倉海戦で、堀口が勝利した鍵が“カーフキック”であることから、今回のポイエーもその対策ができているのかもしれない。
この6年4ヶ月ぶりの再戦に挑むポイエーも、名参謀ブラウンコーチの下、この“無双の技”で勝利を掴むか、注目される。
●編集部オススメ
・【UFC】新春復帰のマクレガーが「神試合にする」と必勝宣言、vsポイエー戦の最新PVが公開
・青木真也が最近の“カーフキック”論争に物申す「今に始まったことではない、恥ずかしい」
・【RIZIN】朝倉海、足は筋断裂も手術は免れる、堀口のカーフキックで全治1ヶ月半
・【RIZIN】スダリオ剛、ミノワマンをカーフキックでKO葬(動画あり)
・“壊し屋”高橋遼伍のカーフキック秘話と堀口恭司の巧みな間合い
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!