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【キック】“エース宣言”石井一成の相手は、志朗の盟友で元新日本王者・麗也=2.24 NO KICK NO LIFE

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2021/01/13(水)UP

石井一成(左)の相手は引退から復活の元新日本王者・麗也(右)に

 2月24日(水)東京・TSUTAYA O-EASTにて開催される小野寺力プロデュース『NO KICK NO LIFE 新章-雲外蒼天-』の対戦2カードが発表された。 

 参戦が発表されていた石井一成(22=ウォーワンチャイ・プロモーション)の相手は、元ISKAインターコンチネンタルフライ級王者・麗也(25=治政館)に決定。53kg契約の一戦(3分5R)で行われる。

 国内外で数々のタイトルを奪取する石井は、前回大会ではトリを務めKO勝利。「NO KICK NO LIFEを背負う」とエース宣言をしている。

 その石井に対する麗也は、元新日本キックボクシング協会フライ級王者にして、元ISKAインターコンチネンタルフライ級王者。昨年9月のRISEでTEPPEN GYMの風音にTKO負けして以来のリング復帰となる。

新日本キック二階級制覇HIROYUKI(左)からハイキックでダウンを奪う麗也=15年

 麗也は15年5月にKO勝ちで日本フライ級王座を奪取すると、破竹の8連勝。パンチ&ローキックとボディ攻めを得意とする。
 志朗に憧れキックを志し、17年6月に志朗が新日本キックを退会する際には、共に退会。志朗の背中を追い、互いに切磋琢磨してきた。
 
 17年5月にISKAインター王座も戴冠するが、同年11月元Krush王者・瀧谷渉太に敗北。拳の手術を経て前戦の風音戦に臨んだが、これも敗北し、引退宣言していた。

 今回は志朗所属のBeWELLから、古巣である治政館に籍を移しての参戦となる。
 石井はエースとしての格を見せつけることが出来るか、麗也はフライ級最強の一角・石井を食い復活を印象づけられるか。

バックスピンキックを放つ花岡

 また「スーパー高校生対決」として、INNOVATIONフライ級王者・花岡竜(17=橋本道場)vsWMC日本フライ級王者・吉成士門(16=PK・センチャイジム)が、51kg契約(3分5R)で決定。

 花岡はアマチュア28冠を引っさげプロデビューした17歳の逸材。8月にプロ5戦目にしてINNOVATIONフライ級王座を奪取。10月には元新日本キック王者・HIROYUKIと対戦し、5Rドローの大健闘を見せた。
 昨年12月にはRising力との無敗対決を制し、プロ7戦無敗と記録を伸ばしている。 

兄の名高(右)と写真に収まる幼少時の士門

 対する吉成はラジャダムナン・ルンピニー統一王者・吉成名高の実弟。こちらもアマ20冠の経験を持ち、国内プロ3戦3勝ながら昨年12月には早くもWMC日本王座のベルトを巻いた。
 なおタイでは14戦11勝3敗と、ローティーンの頃よりタイのリングでは活躍してきた。

 ムエタイエリート対決であり、国内プロ無敗対決でもある。高校生ながらも、高い技術とハイスピードさを合わせ持つ、高レベルな試合が期待される。

<対戦決定カード>
▼53㎏契約3分5R
石井一成(ウォーワンチャイプロモーション)
vs
麗也(治政館)
▼52㎏契約3分5R 特別ルール
花岡竜(橋本道場)
vs
吉成士門(PKセンチャイジム)

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