ユーチューバーのジェイク・ポール、対戦相手はマクレガーではなく、青木真也に勝利の元MMA世界王者に決定 “秒殺”宣言も
コナー・マクレガーにボクシングマッチの対戦要求をしていた世界的YouTuberのジェイク・ポール(24=米国/以下、ジェイク)が、元UFCファイターで、ベラトールやONEチャンピオンシップで世界王者に輝いた総合格闘技(MMA)選手のベン・アスクレン(36=米国)と2021年4月17日(現地時間)にボクシングマッチを行うことが決定した。試合の模様はPPV放送となるが、開催地などの詳細は決まっていない。
26日に自身のSNSで「UFC代表となるベン・アスクレンが最終的に試合を受けた。ヤツはアマレスの全米大学選手権で2度優勝し、2つの世界的なMMA団体でベルトを巻いた男。前回の試合でNBAスター選手をKOしたが、彼がリアルファイターじゃないと文句を言ってくるヤツらがいる。だから、今回は本物のファイターを準備した」とコメント。
さらに、アスクレンが19年7月にUFCでホルヘ・マスヴィダル戦で試合開始直後に右の飛ヒザ蹴りを貰い、試合時間わずか5秒で負けたことを引き合いに出し「マスヴィダルよりもっと早い時間でKOしてやる」と挑発した。
2000万人以上の登録者を誇る人気ユーチューバーのジェイクは昨年11月、“世紀のエキシビションマッチ”タイソンvsジョーンズ戦のセミファイナルで、元NBAスター選手ネイト・ロビンソン(36=米国)と対戦し、2R1分35秒のKO勝利。
その後、元UFC同時2階級制覇王者のマクレガーに対し、5000万ドル(約52億円)のファイトマネーのオファーを出すなどの挑発的な対戦要求を繰り返していたが、24日の『UFC257』のメインイベントで、マクレガーがダスティン・ポイエーに2R TKO負けしたことを受けて「オマエなんて1万ドル(約100万円)レベルだ」と、切り捨てるような発言をしていた。ボクシングのプロ戦績は2勝0敗。
アスクレンはレスリングベースのMMA選手。大学レスリングで2度の王者に輝き、2008年の北京五輪の出場経験がある。08年にMMAデビューし、ベラトールやONEチャンピオンシップで世界王者のベルトを巻いた後、UFCで戦った。ONEでは17年11月に青木真也とウェルター級タイトルマッチを行い、パウンドによる1R57秒のTKO勝利を飾った。MMA戦績は19勝2敗。勝利試合の中のKO/TKOは6試合。
衝撃的なKO負けで“株急降下”中のマクレガーから素早く話題を変えるジェイクだが、ルールは違えどアスクレンもMMAの実力者。どの様な戦いになるのか、注目が集まる。
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