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【RISE】ベイノア「今年は全勝する」対する憂也「ベイノアはつまらない、KO勝ちする」

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2021/01/27(水)UP

ベイノアがミドル級(-70kg)で憂也と再戦

 2月28日(日)神奈川・横浜アリーナで開催される『RISE ELDORADO 2021』の対戦カード発表記者会見が、27日に行われた。

 参戦が発表されていた、RISEウェルター級王者の“ブラックパンサー”ベイノア(25=極真会館)の相手が、DEEP☆KICK-65kg王者・憂也(28=魁塾)に決定した。ミドル級(-70kg)3分3R延長1Rで行われる。

 ベイノアと憂也は18年3月にウェルター級(-67.5kg)戦で対戦し、3Rに右ストレートでダウンを奪ったベイノアが判定勝利。しかしベイノアが昨年7月に敗れた緑川創に、憂也は昨年12月に勝利している。

ベイノアの極真パンチが憂也の顔面にクリーンヒット=18年3月

 ベイノアは極真空手で全日本軽量級王者になった空手家。キックでは17年にJ-NETWORKウェルター級王座、18年にはRISEウェルター級王座を獲得した。
 お笑い芸人としての顔も持ちつつ、1月17日の『RISE EVOL.7』ではリングアナとしてもデビュー、活動の幅を広げている。

 対する憂也は関西を主戦場としつつ、RIZINにも二度出場(二度とも1RKO勝利)するなど様々なリングで活躍するファイター。右ストレートに破壊力を持ち、近年はKO勝利を連発している。

昨年12月、憂也(奥)はベイノアに勝利した緑川(手前)に勝利した

 会見では最初に憂也のコメントが読み上げられた。「前回、ベイノア選手に負けたことによって注目度が雲泥の差となってしまいました。ベイノア選手が2回ダウンを取られた緑川選手に勝って下から這い上がってきました。今回はKOでスカッとリベンジして立場を逆転して注目度を上げますので見ておいてください」とリベンジを期している。
 さらに「ベイノア選手は関西人からしたら全く面白くないですよ。僕の周りの素人の方がよっぽど面白いから、キックボクシングの練習も大事ですが喋りの練習も頑張ってください」とベイノアの芸人としてのアイデンティティも攻撃してみせた。

 これを聞いたベイノアは「関西人の割につまんないコメントでしたね」と憂也の攻撃をかわす。続けて「(コロナ禍で)もし外国人が来れなくても(ハーフの)僕がいるので安心してください。(地元)成増と、アメリカを背負って戦います」と外国人枠は任せろとする。

■2021年は、RISE興行でベイノアの顔を見ない日はない?

アメリカ人ファイターらしく激しめのジェスチャーでコメントするベイノア

 ベイノアは憂也の印象を問われると「He is very strong fighter,but not interesting」と招へいされた外国人ファイターさながら、身振りをまじえながら英語でコメント。ひとしきりまくし立て満足そうなベイノアだったが、伊藤隆代表に「通訳を」と促され、自身で通訳も行うことに。

 ベイノアは改めて生真面目な口調で「彼(憂也)は良いファイターで、良い試合をした。それは認めます。だがメインイベンターとしてあのコメント、印象にも残っていない。70kgのエースに必要なのは、強さだけじゃないんじゃないか。誰がエースになるか、僕は負けちゃいけないです。相手は強いですよ、でもそれを超えてきます」とセルフ通訳してみせた。

 その後の質問にも、張り切って英語で答えようとするベイノアだったが「日本語でいいです」と突っ込まれ、以後は日本人としてコメントすることに。
 対戦相手・憂也の印象について「非常に強い。右で倒すシーンも何回も見ているし、前回も右で倒している。倒す感覚を身に付けていると思うし、70kgのほうが調子がいいんでしょう」と相手の好調ぶりを認める。
 一方で「でもそれ以上に自分の調子が良い。見る人が見ればわかると思うけれど、前回の憂也戦と、前回の僕。どちらも違う人、内容になっているけれど、僕のほうがより変化している」と、互いの前戦の時点で成長に差が付いていると力説する。

浴衣姿で漫談するベイノア、2019年『R-1ぐらんぷり』にて。

 さらに「入場から全て変えてゆく。(横浜アリーナ人数制限いっぱいの)5000人を爆笑させる自信はあるかって、横浜アリーナが壊れますよ」と芸人としても大勝利すると宣言した。

 最後に「2021年は(RISE)全大会出場、全勝を掲げています。前回(1月17日、リングアナとして参戦)はええ声を届けられて勝利。30日は前説で盛り上げます。そこでも勝って、2月も勝って、今年は全勝。2021年と書いてベイノアと読んでください」と何らかの形で全てのRISE興行に絡み、勝利を挙げて見せると豪語した。

<対戦決定カード>
▼SuperFight!ミドル級(-70kg) 3分3R延長1R
“ブラックパンサー”ベイノア(極真会館/第2代RISEウェルター級王者、元J-NETWORKウェルター級王者)
vs
憂也(魁塾/同級1位、DEEP☆KICK -65kg王者)

▼スーパーフェザー級(-60kg) 3分3R
小出龍哉(TEAM TEPPEN/新空手K-2 GRAND PRIX 2018中量級準優勝)
vs
奥平将太(Team Bull/Bigbangアマチュア6階級王者、元NJKF EXPLOSION-50kg級王者)

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