【UFC】驚異の16連勝を誇る王者ウスマンが元チームメイトと激突「ヤツにはベルトは渡さない」=2.14
2月14日(日・日本時間)に米ラスベガスのUFC APEXで開催される『UFC258』のメインイベントにて、ウェルター級王者のカマル・ウスマン(33=ナイジェリア)が、挑戦者で同ランク2位のギルバート・バーンズ(34=ブラジル)と対戦する。 ウスマンにとって3度目の防衛戦となる。
ナイジェリア出身のウスマンはUFC史上初のアフリカ出身王者。レスリングで活躍した後、2012年にMMAでプロデビュー。2戦目で敗戦を経験したものの、以降は16連勝と15年のUFC参戦からも負けはない。
19年にタイロン・ウッドリーを下し、王座を獲得すると、19年12月にコルビー・コヴィントン、20年にホルヘ・マスヴィダルを下し、2度の防衛に成功した。レスリングで鍛え上げられた筋骨隆々なボディも特徴。MMA戦績は17勝1敗。
対するバーンズは11年の世界柔術選手権で優勝するなど数々の大会で活躍してきたブラジリアン柔術黒帯の寝技師。MMA転向から2年後の14年からUFCに参戦し、過去2年間は負けなしの6連勝と波に乗っている。しかも、ウスマンとはかつてのチームメイトで長く共に練習した仲だ。
UFCは1月29日にこの試合の煽り映像が公開したが、ウスマンはその中で「ギルバート(バーンズ)のことはよく知っている間柄だ。タイトル獲得が彼の夢だってことも。しかし、私はこれからも長く頂点に立つ。ヤツにはベルトは渡さない」と、無慈悲の覚悟で構え。
対するバーンズも「自分が欲しいものを彼が持っている。この戦いは戦争になる」と、私情抜きでぶつかる闘志を見せている。
フロリダ州にある名門サンフォードMMAで汗を流したもの同士、お互いの手の内は分かっていることを考えると、実力が拮抗していれば、勝負所は心理戦か引き出しの多さか。それともお互い弱点を知っているだけに短期決着も予想される。
▶︎次ページ(動画あり)は、『UFC258』メイン・ウェルター級タイトル戦ウスマンvsバーンズの煽りPV
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