【K-1】山崎秀晃が不可思とワンマッチ決定「ゴールデンフィストに期待して」とKO決着宣言
3月21日(日)東京ガーデンシアターにて開催される『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~K’FESTA.4 Day.1~』の対戦カード発表が3日、都内にて行われた。
スーパー・ライト級王者・山崎秀晃(試合時34=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が王者第一戦に出陣。不可思(29=クロスポイント吉祥寺)とのワンマッチが決定した。この一戦は[スーパーファイト/K-1スーパー・ライト級/3分3R・延長1R]として行われる。
山崎は新生K-1旗揚げから参戦し続けるベテラン。Krushではライト級、スーパー・ライト級の2階級を制覇するも長らくK-1王座には手が届かなかった。昨年9月に安保瑠輝也の持つK-1 WORLD GPスーパー・ライト級王座へ挑戦すると、ニックネームでもある“ゴールデンフィスト”が炸裂。安保を1R KOで葬り、悲願のK-1王座奪取を成し遂げた。現在5連勝中4連続KO勝利と絶好調。王者となって初の一戦の舞台が『K’FESTA.4』となった。
山崎は「チャンピオンになって第一戦目。勝って兜の緒を締めよじゃないですが、一切の油断はありません。K-1で山崎にしか見せられない試合を見せたい。ゴールデンフィストに期待してください」と、早くもKO宣言を放った。
対戦する不可思の印象を、山崎の同門である佐々木大蔵戦(19年6月、佐々木のTKO勝利)を例に挙げ「他団体でしっかり結果を残されてきた、非常にパワフルな選手」と評価。アグレッシブなスタイルの持ち主である不可思を相手に「山崎といえばゴールデンフィスト。倒しに行く姿勢はファンのみなさんが知ってくれている。どんな相手でも山崎にしか見せられない試合を見せるのが仕事。僕の試合の前にしっかりトイレ休憩を済ませておいて欲しい」と、劇的勝利の瞬間を見逃さないようファンへ呼びかけた。
対する不可思は国内外のトップファイターと数々の激闘を演じ、巻いたベルトは実に5本。次なるベルトをK-1のリングに求め19年より参戦した。K-1グループではここまで6戦し3勝(3KO)3敗と五分ながら、毎試合激戦を展開。20年3月には安保瑠輝也がもつK-1 WORLD GPスーパー・ライト級王座へ挑戦し、1Rにダウンを奪われ判定負けを喫するも、後半に驚異的な追い上げを見せ安保を苦しめた。
不可思は山崎との対戦を迎え「現チャンピオンの山崎選手と戦わせていただくのは光栄」とリスペクトの姿勢。「K-1に来る前からやりたいなという気持ちはありました。話が来たときは山崎選手とやれるのと、チャンピオンとやれるっていう両方の面で燃えました」と”王者・山崎”との対戦を歓迎する構えを見せた。
これまで5本のベルトを獲得してきた不可思。もし山崎に勝利できれば、安保戦で遠のいたベルトとの距離を一気に縮められるだろう。不可思は「チャンピオンに勝っちゃったらそれでいいかなとも思う」と、興味は山崎本人に向いている様子だが、その上で「形としてK-1のベルトを獲りたいので、そうなるようにしっかり勝ちます」と、チャンピオンロードも視野に入れた戦いを見せる構えだ。
この一戦に不可思が勝利すれば、タイトルへ大きく前進するのと同時に、安保を交えた三つ巴が完成する。まだまだ落ち着く様子を見せないスーパー・ライト級戦線。山崎が不可思を突き放し王者として君臨するか、不可思が戦線を混沌にたたき落とすか、注目の一戦となるだろう。
<決定対戦カード>
▼スーパーファイト/K-1スーパー・ライト級/3分3R・延長1R
山崎秀晃(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)
vs
不可思(クロスポイント吉祥寺)
●編集部オススメ
・山崎秀晃、安保瑠輝也に失神KO勝利で新王者に(動画あり)=2020年9月
・江川優生と椿原龍矢がタイトルマッチで再戦「とっ捕まえてぶっ倒す」(江川)
・山崎秀晃が愛鷹亮にスパーでKOされる映像公開「寿命が10年縮まった」
・レオナ・ペタス、武尊と真っ向勝負!「倒される覚悟も倒す覚悟もある」=公開練習
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!