【RISE】原口健飛vs白鳥大珠がついに実現、白鳥「全力で奪いに行く」原口「返り討ちにしたろか」=2.28横浜アリーナ
2月28日(日)神奈川・横浜アリーナで開催される『RISE ELDORADO 2021』の記者会見が、4日に行われた。
新型コロナウイルスの影響で、海外選手の入国が困難に。そこで日本人・日本在住選手同士の対戦として、組み替えられたマッチメイクが発表された。
64kg戦(3分3R)で、2020 RISE DEAD OR ALIVE 2020 -63kgトーナメント王者・原口健飛(22=FASCINATE FIGHT TEAM)と、2019 RISE WORLD SERIES-61kgトーナメント王者・白鳥大珠(24=TEAM TEPPEN)の対決がついに行われる。
原口はGLORY世界フェザー級王者ペットパノムルン・キャットムーカオ(タイ)と、白鳥は元ルンピニースタジアム認定スーパーフェザー級王者ヌンラーンレック・ジットムアンノン(タイ)とそれぞれ対決の予定だった。
原口は昨年1月RISEライト級王座を獲得すると、白鳥にマイクで宣戦布告。4月の『RISE WORLD SERIES 1st Round』にて両者が一回戦で勝てば準決勝で対戦の可能性があったが、トーナメント自体が流れていた。
両者は昨年10月のRISE DEAD OR ALIVE(以下、DoA) 2020 -63kgトーナメントに参戦。しかし白鳥は準決勝で直樹に1R TKO負け、原口は直樹にKO勝利で優勝と、明暗が分かれている中での対決となる。
伊藤代表は「外国人選手が来日出来ないとなった時、このカードが一番最初に浮かびました。外国人に代わる、ファンを納得させるカードを作らないといけない」とカード実現の経緯を語る。
白鳥は「正直昨年のトーナメントで負けて、まだやるタイミングではないかなと思っていました。前回負けてから僕なりのストーリーがあったので、絶対ここでやるというタイミングがあったので」と対戦の時期としては早いとしながらも「状況が状況なので、即決させていただきました。僕からすればチャンスでしかないんで。全力で奪いに行きたいと思います」と気合を入れる。
対する原口も「伊藤代表が、白鳥選手とやってくれと頭を下げに来てくれて。その時はふざけんなよと。早すぎると思ったのですが、冷静になったらRISEという団体が困っている時に、受けるのがチャンピオンだと思いました」と、DoA王者としての矜持を見せる。
また「正直(白鳥とは)やりたかったので。変なプライドで『実績付けてから挑戦してこい』など調子に乗って言ったんですけど、2019年に活躍したトップなので、笑顔で返り討ちにしたろかなと思います」と白鳥撃破を宣言した。
原口は、現在の白鳥に対する評価を「DoAで(額の)カットで負けちゃったんですけど、正直国内では一番強いかなと思います。僕がずっとずっとやりたくて出来なかったので、むかつくことや煽っちゃったりしたんですけど、ファイターとしては一番強いと。立場は逆転してしまったんですけど、ずっと追っかけてきた人なんで、挑戦したい」とモチベーションは高い。
原口の言うように、昨年のトーナメントで”立場が逆転”してしまった白鳥だが「正直僕は挑戦者。相手を選んでたら選手として終わりだな、と(相手が変更の)話を聞いて、すぐに切り替えて、奪いに行くぞという気持ちになりました」とこちらもやる気は十分だ。
原口の印象について白鳥は「毎試合、構えも違うしスタイルも変わってくる。倒しに行くのか判定でポイント狙いに行くのか、やってみないとわからない。自分の実力を高めていくことを進めていきたい」と、対策を意識しすぎずに試合に臨みたいと語った。
また伊藤代表によると、今回中止となったペットパノムルン、ヌンラーンレックら海外強豪との試合は「タイ側も楽しみにしている、必ず実現したい」と、時期を改めて必ず組みたいと語った。
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