【DEEP】元王者で現プロゲーマーの松本晃市郎、横田一則の首狙いタッグマッチ参戦「絶対に許さない」
2月21日(日)東京・TDCホールで開催されるMMAイベント『DEEP 100 IMPACT ~20th Anniversary~』では、[DEEP 100回記念スペシャルエキシビション グラップリングダッグマッチ]として、DEEP王者たちによる豪華エキシビションが行われる。
第6代DEEPライト級王者・廣田瑞人(39=CAVE)、第5代DEEPライト級王者・菊野克紀(39=誰ツヨDOJOy)、第3代DEEPライト級王者&第5代DEEPフェザー級王者・横田一則(42=K-Clann)が決定していた。
4人目は調整中でXとなっていたが、第4代DEEPフェザー級王者・松本晃市郎(34=よしもとゲーミング)が参戦することに。
松本は柔道をバックボーンとし、お笑い芸人として活躍しながら07年にプロデビュー。DEEPを主戦場とし、09年には菊野にライト級王者決定トーナメント決勝で敗れ王座を逃すも、階級を落とし10年にフェザー級王者に就いた。
11年で引退し、お笑い界へと復帰。現在はjyobinというプレイヤーネームでeスポーツ界でも活躍している。
松本は以前SNSで、X枠について「これ、どう考えても俺が適任と思うんですけど」と名乗りを上げており、それが叶った形だ。
しかし参戦が決定すると松本はSNSで「これはただのエキシビションじゃない。松本晃市郎vs横田一則の果たし合い。このカードが実現しないなら俺は出ない」と横田が相手タッグにならない限り出場しないと宣言。今回の組み合わせは当日に抽選で決定されることになっている。
さらに横田へ向かって「マジで壊しに行くからな。しっかり準備してこいよ、ハゲ」と挑発。
参戦決定リリースのコメントでは、さらに横田への毒を吐く。「ピカ(※横田のこと)とは格闘家生活を共に過ごした時代もありましたが、数年前から絶縁し、一言も喋ってません。廣田さんや菊野さんにリスペクトはありますが、今回はピカとの対決以外に興味はありません」と改めて直接対決を熱望。
続けて「打撃になんの殺傷能力もなく、寝技も極めの強さがある訳もなく、全てのMMAの試合を退屈な判定で終わらせてきたピカとの試合は、僕が極めるか極めれないかだけの勝負になります。ピカは持って生まれた貧弱なフィジカルと致命的な華のなさを補うため、一丁前にエスケープだけは上手いのですが(主にリング外に逃亡したりロープを掴んだりの反則のエスケープ※北岡悟戦参照)」とディスり放題だ。
さらに「なんとしてもピカを極めてタップさせます。これは単なるエキシビションではありません。当日に組まれた他のMMAの試合に負けないくらいの真剣勝負をお見せする事を約束します。どうか見届けて下さい。ピカだけは絶対に許さない」と憎しみに溢れた意気込みで締めた。
これにはタッグマッチメンバーの菊野もSNSで「火傷しないように気をつけよう。佐伯さんもあの二人はマジで絶縁してるんだと言っていたが何があったんだ…」と困惑している。
もしくじ引きで松本と横田がタッグになってしまえば、松本は出場しないのではと思われる。記念すべきタッグマッチはどうなってしまうのか。
■藤田大和の暫定王者決定戦の相手が変更
また、神龍誠のフライ級王座防衛戦延期により、暫定王者決定戦として行われる藤田大和(リバーサルジム新宿Me,We)vsビョン・ジェウン(韓国/フリー)のカードが変更。
新型コロナウイルスの影響でジェウンが日本に入国出来ず、代わりに渋谷カズキ(高本道場)が参戦する。
渋谷は14年にデビューし、パンクラスを主戦場としていたが一時は5連敗も。しかし18年からはオール一本勝ちの3連勝。2つの負けを挟み現在は5連勝中と勢いに乗る。転がり込んできたチャンスをモノにし、王座獲得なるか。
なおジェウンは、昨年3月の DEEP 94 IMPACTで神龍誠との試合が新型コロナウイルスが集団感染した韓国・大邱から入国できないため中止となり、今回が2度目の王座戦離脱となっている。
<DEEP 100回記念スペシャルエキシビション グラップリングダッグマッチ>
・松本晃市郎(よしもとゲーミング) 第4代DEEPフェザー級王者
・横田一則(K-Clann)第3代DEEPライト級王者/第5代DEEPフェザー級王者
・菊野克紀(誰ツヨDOJOy) 第5代DEEPライト級王者
・廣田瑞人(CAVE) 第6代DEEPライト級王者 ※組み合わせは当日に抽選
<対戦変更カード>
DEEPフライ級暫定王者決定戦 5分3R
藤田大和(リバーサルジム新宿Me,We)
vs
渋谷カズキ(高本道場)
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