【ONE】タップ否定騒動、MMA初黒星となった“アジアのツヨカワ”スタンプ、その理由を語る
2月5日(金・日本時間)に放送された『ONE: UNBREAKABLE III』のメインイベント・女子アトム級MMAワンマッチで、アリヨナ・ラソヒナ(ウクライナ)に自身初の一本負けを喫したスタンプ・フェアテックス(タイ)。
ONEのムエタイ部門とキックボクシング部門を制した後、前人未到の3競技制覇を目指し、MMAにも挑戦しているが、この敗戦でMMAデビュー以来続いていた無敗記録もストップしてしまった。
MMA6戦目となるスタンプは、寝技師のラソヒナを相手に引けを取らないグラウンドの攻防を見せその成長ぶりをアピール。スタンドの打撃でも主導権を握り、試合はスタンプ優勢の流れだった。
しかし、試合終了間際にラソヒナがテイクダウンから左腕でノーアームのフロントチョーク。スタンプはこれに対しラソヒナの腕を軽く叩くかの様な動き。レフリーはこれをタップと判断し試合を止めた。
タイムアップと思い、自分の勝利を確信していたのか、スタンプは立ち上がり喜んだが、タップアウトの判断だったと知ると、レフリーの「なぜ?私はタップしてない、私はタップしていない」と、猛抗議した。ABEMA TVの解説でも「これは議論が巻き起こりそうな終わり方」と語っていた。ONEのツイッターでも「スタンプが激怒、あなたはレフェリーの停止に賛成?」と視聴者に意見を求め、圧倒的レフェリーが正しいという意見が多く、再戦すべきの声もあった。
スタンプは6日に自身のSNSにてこの件について言及「ギロチンチョークを仕掛けられましたが、ちゃんと呼吸はできていました。相手の顔を押し上げようと手を伸ばしたのですが、ヒジに阻まれました。レフリーは私がタップしたと判断した様です」と、タップ否定の理由を説明。
「レフリーの判断を尊重します」と試合での負けを認め、「きっちり決着をつけたいので、再戦したいです」と、雪辱戦に意欲を見せた。
昨年にムエタイとキックボクシングの2つの防衛戦で敗れたスタンプ。MMAで再起を狙う本人にしてみれば、今回は本当に悔しい結末なのかもしれない。スタンプのここからの反撃が期待される。
▶︎次ページ(動画あり)は、スタンプが“タップ否定”の勝負が決まった瞬間&試合フル映像
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