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素手ボクシング参戦のUFC美女戦士ヴァンザントが無念の判定負け、強烈な左フックや右ストレートを被弾

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2021/02/06(土)UP

素手ボクシングに初挑戦の元UFC美女ファイターのペイジ・ヴァンザント(左)(BKFC公式ツイッターより)

 素手ボクシングの格闘技イベント『Bare Knuckle Fighting Championship』(以下、BKFC)が2月7日(日本時間)に米フロリダ州レイクランドで『BKFC Knucklemania』を開催。メインイベントに登場した本大会一番の注目、“世界一の美女ファイター”と人気を集めた元UFCファイターのペイジ・ヴァンザント(26=米国)のBKFCデビュー戦は、ほろ苦いものとなってしまった。

 ヴァンザントはモデル業もやっていた程の美貌と愛嬌あるキャラクターから人気を集めたUFCファイターだったが、昨年7月に1R一本負け。フリーエージェントとなり、MMA他団体への移籍の噂も挙がったが、昨年末に素手ボクシングイベントへの参戦を発表し話題になっていた。

 ヴァンザントのデビュー戦の相手はブリテイン・ハート(30=米国)。ハートはプロボクシング4勝4敗3分、BKFC1勝2敗の成績と特筆する結果は残していないが、流血上等の殴り合いファイトを見せる激闘派だ。前日の公開計量後のフェイスオフで乱闘騒ぎになるなど、試合前からヒートアップしていた。

 試合は、初めて素手ボクシングの試合を経験するヴァンザントが、距離を作るのに苦戦。序盤から出入りするハートの力強い左フック、右ストレートを被弾。ハートのクリンチワークと精度の高い受け返しに翻弄される。

 最終5R、ようやく素手ボクシングの戦い方に慣れたか、ヴァンザントの良いパンチが当たり始めるが、時すでに遅し。結局、大差の判定0-3(※三者共に46-49)で、ヴァンザントが敗れた。

 世界的に有名なUFCファイターから勝利したハートは大会後の会見で「ずっとアンダードッグ扱いされて悔しかった。懸命に練習して、その成果が見せれたのは嬉しい。でも、ヴァンザントのパンチは私が貰ったものの中で一番ハードだった」と、敗れたヴァンザントを評価した。

 MMAから素手ボクシングへの転向初戦で結果を出せなかったヴァンザントだが、次戦はいつになるのか、今後に注目される。

 

▶︎次ページ(動画あり)は、大盛況だった『BKFCナックルマニア』の前日計量&フェイスオフのハイライト!ヴァンザントとハートの乱闘も

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