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【RIZIN】ホベルト・サトシ・ソウザ、徳留一樹との一戦を“打倒ムサエフ”の試金石に設定

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2021/02/12(金)UP

“柔術界の至宝”ホベルト・サトシ・ソウザ(左)が元UFCファイター徳留一樹(右)と対戦決定

 3月21日(日)の愛知・日本ガイシホールにて開催される『yogibo presents RIZIN.27』の対戦カード発表会が12日都内にて行われた。

 ホベルト・サトシ・ソウザ(31=ボンサイ柔術)が昨年8月以来の出場。RIZIN初参戦となる元パンクラス王者の徳留一樹(試合時34=パラエストラ八王子)と対戦する。

 サトシは数々の柔術世界大会で優勝を重ねた”柔術界の至宝”。13年から参戦したMMAイベント「REAL Fight Championship」では5連勝を飾り、19年4月にRIZINへ参戦すると、北岡悟をTKOで撃破しインパクトを与えた。同年10月に行われたRIZINライト級GPでは優勝候補と目されたが、1回戦でジョニー・ケースの打撃を左目に受け、目が見えなくなりタップアウトで初黒星。翌年8月のRIZINで再起戦に臨み、矢地祐介を1R TKOに下し復活の狼煙を上げた。

昨年8月、矢地へパウンドを落とすサトシ・ソウザ

 対する徳留は07年11月にZSTでプロデビュー。その後DEEP、CAGE、FORCE、パンクラスといった名だたる団体に参戦した。13年にはUFCに参戦し白星デビュー。その後白星には恵まれなかったが、14年3月にはファイト・オブ・ナイトを受賞するアグレッシブなファイトを見せた。15年11月にはパンクラスライト級王座を獲得。直近ではONEで4戦をこなし、現在2連勝中と世界的な知名度を上げている。

 RIZIN初参戦となる徳留は「今日までONE Championshipという海外の団体でやっていて、連勝中にもかかわらずRIZINに快く送り出してもらった。サトシ選手という強い相手とやらせてもらえるのは光栄。QUINTETでも一緒に戦った仲(18年6月「TEAM HALEO」)だけど、MMAでリングに上がれば違う話。今までやってきた技術を全部見せたい」と、旧知の仲を乗り越えた戦いを見せると誓った。

会見でコメントするサトシ

 一方のサトシは「本当にこの試合はやりたくないですね」と、徳留とは対象的に対戦に気乗りがしない様子。「前は一緒のチームで、一緒に練習したけどしょうがない。私のRIZINの相手はRIZINが決める」と”仕事”として対戦する姿勢を見せた。

 サトシは昨年12月、RIZINライト級トーナメント優勝者のトフィック・ムサエフとのRIZINライト級王座決定戦に臨む計画があった。しかしムサエフが母国であるアゼルバイジャンに徴兵され、来日が困難であるために計画は白紙となっていた。

アゼルバイジャンの国旗を背にRIZINのベルトを巻くムサエフ

 ムサエフとの対戦について問われたサトシは「徳留との試合はムサエフとやる準備。徳留といい試合が出来ればムサエフともできる。徳留に勝てなければムサエフにも勝てない」と、徳留との一戦を打倒ムサエフの試金石とする構え。改めて「私はRIZINのベルトを獲りたい」と、王座奪取へ強い意欲を見せた。

<決定対戦カード>
▼RIZIN MMAルール(71.0kg)5分3R ※ヒジあり
ホベルト・サトシ・ソウザ(31=ボンサイ柔術)
vs
徳留一樹(パラエストラ八王子)

☆この大会の対戦カード、イベント情報はこちら

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