【RISE】王者・紅絹がJKファイター宮﨑小雪を迎え防衛戦、“人獣”中村寛がベテランランカーSEIDOと対戦

2021/02/18（木）UP
（最終更新：2021/02/18 11:09）

　3月28日（火祝）東京・後楽園ホールにて開催される『RISE147』の対戦カードが発表された。

　RISE QUEENアトム級タイトルマッチが決定。王者・紅絹（35＝NEXT LEVEL渋谷）が挑戦者・宮﨑小雪（18＝TRY HARD GYM）を迎え撃つ一戦が正式決定した。

　紅絹は2006年10月デビュー以来、60戦を越えるキャリアを持つベテランファイター。パンチを主体としたトリッキーなスタイルを駆使し、12年11月にJ-GIRLSミニフライ級王座を奪取。19年7月には那須川梨々との王座決定トーナメント決勝戦を制し、初代RISE QUEENアトム級王座に就位した。

　昨年2月には平岡琴を挑戦者に迎えた初防衛戦に臨み、倒し倒されの激戦に競り勝ち初防衛。同年10月から行われた『RISE GIRLS POWER QUEEN of QUEENS 2020』トーナメントでは決勝で寺山日葵に敗れるも、卓越した技術を見せ準優勝に輝いた。

　対する宮﨑は小学3年生から学んだ空手を武器にアマチュアでは10戦10勝（3KO）と無敗。19年11月の『RISE GIRLS POWER』旗揚げ戦でプロデビューし、以来6戦4勝1敗1分と好成績を残している。

　今年1月に行われた若手ファイター4名による「アトム級（-46kg）NEXT QUEEN トーナメント 2021」に出場。準決勝で佐藤レイナ、決勝で小林愛理奈を下し優勝を果たした。当初このトーナメントは紅絹が持つ王座への挑戦者決定戦へ出場する権利が争われていたが、リングサイドで観戦していた紅絹の一声により、宮﨑が挑戦者として迎え入れられた。

　宮﨑は17日、自身のSNSで「3月28日タイトルマッチ決まりました！伝説の女子高生チャンピオンになります。歴史に名を刻み、新しい時代を創る」と意気込み。歴戦のベテラン・紅絹が若手の勢いをさばくか、宮﨑が勢いのまま”猛牛姉さん”狩りを果たすか注目の一戦が決定した。

　注目株の”人獣”中村寛（BK GYM）の出場が決定。ベテランのRISEランカー・SEIDO（Team ORCA）と対戦する。

　中村は獣を想起させる荒々しい戦い振りから”人獣”の異名を取るファイター。関西を主戦場にデビューから8戦8勝8KOのレコードをたたき出した。しかし19年からRISEに参戦すると2連敗。苦しい時期が続いたが、昨年11月に魚井フルスイングから3度のダウンを奪い快勝。RISE初勝利と共に再起を果たしている。

　対するSEIDOは突進力を武器に戦うベテランファイター。昨年1月にはTRY HARD GYMの若手注目株・中澤良介との接戦を制しSEIDOここにありと存在感を示した。かつてはライト級を主戦場としていたが、17年7月からスーパーフェザー級に階級を変更。現在はRISE同級5位に位置づけている。

　また、ケガから復帰の森香津眞（チームドラゴン）が出場。吉沼大樹（フリー）と対戦する。

　森はデビュー以来4戦4勝（4KO）の快進撃を見せたが、その後2連敗。昨年2月に吉瀧光を2R KOで破り再起を果たした。対する吉沼はサウスポーから見せる伸びのある打撃が武器。RISE初参戦となった昨年11月には、森の先輩である北井智大から1Rにダウンを奪うも、3Rに奪い返され逆転負けを喫した。

　当初この11月の試合は森と吉沼の対戦予定だったが、森が練習中にケガを負い欠場。今回仕切り直しとなる。

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