【K-1】魔裟斗に憧れる王者・山崎秀晃「狙われる立場になった」不可思戦のテーマは“圧倒”=3.21
3月21日(日)東京ガーデンシアターにて開催される『K-1WORLDGP2021JAPAN~K’FESTA.4Day.1~』で不可思(29=クロスポイント吉祥寺)とワンマッチで対戦するスーパー・ライト級王者・山崎秀晃(34=K-1GYMSAGAMI-ONOKREST)が公開練習を行った。
高萩トレーナーの構えるミットを目掛けて、鋭い踏み込みからすべてのキックをフルスイングし、元ヘビー級選手の高萩トレーナーを吹っ飛ばさんばかりのパワーを見せつけるド迫力のミット打ちを披露した山崎は「34歳になりましたけど、パンチ力が上がってる実感はめちゃめちゃありますね。ミットを打ってても、本当に気持ちいいです。トレーナーさんがありがたいことに手首を痛めてくださってます」と笑う。
常に「倒して勝つこと」にこだわってきた山崎の、今回の不可思戦のテーマは“圧倒”だという。長年の経験から、当たる攻撃をはめ込んでいきたいと思うと良い「観客の皆さんに『やっぱり山崎の試合だったな』と言わせる試合をしないといけないですし、もちろん倒して勝ちます」と意気込む。
山崎には魔裟斗という理想のK-1チャンピオン像がある。魔裟斗に憧れ、魔裟斗のような選手になりたく東京に来たという。「魔裟斗さんのような攻撃的スタイルを見せて、ファンの人を魅了するK-1チャンピオンになりたい。だから、僕としてはチャンピオンベルトを巻いた今からが本当のスタートですよ。『ゴールデンフィスト・山崎秀晃』らしい勝ち方、魅せ方をプロフェッショナルとしてお届けしたいと思ってます」
今回はノンタイトルのワンマッチだが、不可思が勝てば再戦でタイトルマッチを要求してくるだろうことも山崎は分かっている。チャンピオンになった事で「かつて、魔裟斗さんが『魔裟斗に勝てば有名になれる』と狙われたように、僕はまだまだ魔裟斗さんの立場とは程遠いですけど『狙われる立場』になったことは感じます。そうやって1つ1つ階段を上りながら、僕が魔裟斗さんに憧れたように、僕も次の世代の子たちが憧れてくれるような存在になっていきたいですね」と語る。
最後に「K-1チャンピオンとして、しっかりとテーマを持って、皆さんが喜んでくれる試合をお届けしたいと思います。これから3週間、しっかりと追い込んで、最高の状態に仕上げて、最後は思い切ってドンと行きますんで。ぜひ応援を宜しくお願い致します」とメッセージを送った。
≫「K-1 AWARDS 2020」で ベストバウト賞を受賞した「安保瑠輝也 vs 山崎秀晃戦」
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