【UFC】2連敗ケイプが最新判定アプリで“ジャッジ抗議”、勝ち意見多数も「負けは負け」と厳しい意見が
3月14日(日・日本時間)に米ネバダ州ラスベガスで開催された「UFCファイトナイト・ラスベガス21」でマテウス・ニコラウ(28=ブラジル)と対戦し、スプリット判定で敗れたマネル・ケイプ(27=アンゴラ)。
2月のUFCデビュー戦で判定負けし、わずか1ヶ月間の短い試合間隔で、仕切り直しの一戦に挑んだ元RIZIN王者だったが、再び2-1のスプリット判定に泣かされ、デビュー2連敗となった。
試合は、ケイプが1Rニコラウに2度のテイクダウンを許しフロントチョークを極められそうになるも、2Rから自分のペースを取り戻し、次々とジャブ、ボディストレートなどのスピードある攻撃で形勢逆転。勝負の3Rでは、序盤に手数が増えたニコラウのカウンターを何度か被弾するも、残り1分にヒザ蹴りを2発も決め、ニコラウに大きなダメージを与えた。
試合後、勝利を確信したケイプはすぐに両拳を突き上げてアピール。しかし、判定が読み上げられ、自分が敗れたことを知ると、納得のいかない表情で周囲に抗議のゼスチャーを見せた。
大会後、ケイプは自身のSNSツイッターとインスタグラムに抗議とも取れる内容のメッセージを投稿。
参加ユーザーの投票スコア集計の結果を基にその試合の判定スコアカードを作成する「VERDICT MMA」が出した判定結果を掲載し、1Rはニコラウに取られたものの、2R、3Rをケイプが取り、トータルでケイプのスコアが上回っていることをアピールした。
加えて、ESPNなどの複数の海外メディアが全て、ケイプの勝利を支持していることを示し、「事実に対して議論の余地はない。UFCのジャッジ陣、おめでとう!君たちの勝利だ」と、皮肉たっぷりのメッセージを記載した。
それに対し、コメント欄はケイプの“勝利”に同意する意見がほとんどであったが、その一方で「KOすべきだった」「試合で圧倒できなかったのなら、そんな投稿しなくても」「前戦よりは良かったが、待ち過ぎだ。もっと手を出すべきだった」「判定後にこんなのは意味がない。負けは負け。それより自分の問題を見つけ出し改善せよ」と、ファンからの愛がある故の厳しいコメントも寄せられた。
コロナ禍の影響で、UFCは昨年末から引き続き、選手放出をし続けており、ケイプはリリースの危機に立たされているだけに、この様な“抗議”をしたのかもしれない。
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