【ボクシング】ジョシュアのアッパー冴えKO勝利、ヘビー級3団体王座防衛に成功
12月13日(日本時間/以下同)に英ロンドンSSEアリーナにて3団体(WBA・WBO・IBF)統一王者アンソニー・ジョシュア(31=英)がクブラット・プレフ(39=ブルガリア)に9R2分58秒 KO勝ちで防衛に成功。来年WBC王者タイソン・フューリーとの4団体統一戦に近づけた。
昨日の前日計量では激しい舌戦を展開。内容はテレビでは言えないと言ったジョシュアだが「これまで長くボクシングを観てきたが、くだらないことを口にするファイターは皆やられてきたんだ。彼がやったのはそれと同じ。俺に威嚇したって何の効果はない」と言った通り、プレフをマットに沈めた。
試合は序盤、プレフのジャブに合わせ右フックを合わせるジョシュア、空を切るが鋭いパンチだ。
3R後半に、再びプレフのジャブに合わせた右フックを出すとクリーンヒット。プレフの顔が横に向くとジョシュアはパンチを連打。右フックが再びヒットしロープに詰め続いて右アッパーがヒット。大きく顎が上がると後ろを向きダウンをとられる。再開後、ジョシュアの連打から右アッパーで再びダウン。立ち上がるとまもなくゴング。
以降、ジャブでコントロールするジョシュアに徐々に回復するプレフ。7Rに強打を連打したがプレフは防ぐ。プレフの右ストレートを被弾する場面もあったが、ジョシュア はノーダメージ。
ジョシュアは左のボディジャブを何度も当てるなど細かく相手のスタミナを削るなど、試合を組み立てる。
そして9R、プレフの連打をバックステップでかわすジョシュア。そしてジョシュアの右アッパーの連打でプレフはダウン。起き上がると、すぐさまジョシュアのワンツー右ストレートで仰向けにバッタリ倒れたプレフ。10カウントで立つことができずジョシュアのKO勝ちとなった。
ジョシュアはほぼパンチを当てさせず、上手い試合展開。そこはロンドン五輪で金メダルを獲得しただけのことはある。打たせずに打つ、アッパーで3度のダウンを奪い、止めは右ストレートで決めた。
▼[動画]今回のジョシュアのアッパーと右ストレートでダウン、KOシーン
Anthony Joshua was on another level tonight ?
(@AutoZone) pic.twitter.com/ghdeHst1dk
— DAZN Boxing (@DAZNBoxing) December 13, 2020
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