【RIZIN】ホベルト・サトシ・ソウザが計量パス、徳留一樹との王座戦占う一戦へ
3月21日(日)愛知・日本ガイシホールにて開催される『Yogibo presents RIZIN.27』の前日計量が、20日(土)午前10時より行われた。
セミファイナル(第13試合)[RIZIN MMAルール(71.0kg)5分3R ※ヒジなし]に出場するホベルト・サトシ・ソウザ(ボンサイ柔術)、徳留一樹(パラエストラ八王子)が計量に臨み、サトシが70.75kg、徳留が70.95kgで共に規定体重をパスした。
サトシは19年10月にジョニー・ケースに敗北し初黒星を喫したものの、昨年8月に矢地祐介を1R TKOに下し再起。その強さを改めて知らしめるとともに、RIZINライト級王座候補の最右翼として名乗りをあげた。
榊原代表は19年大晦日にライト級グランプリで優勝したトフィック・ムサエフとサトシによるライト級王座決定戦を4月に行う構想を発表。サトシ本人は「RIZINが決めた試合をやるだけ」と強い意欲は見せていないが、今回の徳留戦の勝利がタイトルマッチへのパスポートとなることは間違いないだろう。
一方の徳留はONE Championshipで2連勝中と好調も、昨年は試合を組まれず宙に浮いた状態に。ONEにリリースを請願し、家族の生活のため格闘技を引退する決意までしていたという。しかし今回のRIZIN参戦が決定し、4月からは格闘技と一般の仕事を両立する生活が実現できる見込み。前日の会見では「仕事をやりながら戦います」と、格闘家人生の継続を宣言している。
両者は18年6月のQUINTETで「TEAM HALEO」のチームメイトとなった間柄。サトシは徳留との対戦が決定して以来「本当はやりたくないけど、RIZINのために勝つ」と連呼。徳留もまた「サトシは仲間意識がすごく強い。やらないほうがいいけど、組まれたんでしっかりやります」とこちらもやりにくさを見せつつもプロとして戦いに向かう姿勢を見せた。
RIZINライト級王座への足がかりとなるサトシと、新たな生活への第一歩となる徳留。形は違えど、両者とも人生における大きな転機となる一戦に臨む。盟友同士の一戦、はたして大きな一歩を踏み出すのはサトシか、徳留か。
<計量結果>
▼セミファイナル(第13試合)RIZIN MMAルール(71.0kg)5分3R ※肘なし
ホベルト・サトシ・ソウザ(ボンサイ柔術) →70.75kg
vs
徳留一樹(パラエストラ八王子) →70.95kg
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