【RIZIN】スダリオ剛、試合終了後の追撃によりペナルティ決定
3月21日(日)愛知・日本ガイシホールにて開催された『RIZIN.27』の RIZIN MMAルール(120.0kg)5分3R ※肘ありで、プロレスラー宮本和志(42=和志組)にKO勝ちした元大相撲のスダリオ剛(23=フリー)が、この試合終了後に追撃したことでペナルティを受けることとなった。23日、RIZIN事務局より発表となった。
試合では、スダリオは宮本を右フックで倒し、その後、鉄槌で襲ってフィニッシュ。わずか8秒のKO劇だったが、ゴング後もさらに攻撃を加え、両軍セコンドがリングに入り乱闘状態となっていた。
RIZINの公式ルールに基づき、スダリオは試合終了後、レフェリーの指示に従わず攻撃を続けたとして反則となり、「レッドカード」としてファイトマネー25%相当の罰金が科される。
また、スダリオを手で突き飛ばした宮本のセコンドの内田ノボルには「警告」、スダリオのセコンドで、内田のスダリオへの突き飛ばしで激怒し首を掴むなどし(ノド輪)、詰め寄ったエンセン井上には「注意」が与えられる。
RIZIN FF 競技オフィシャルチームからの報告の内容は、以下の通り。
公式ルール第26条第2項および第3項に基づき、次のとおりペナルティを課すことといたします。
◎ペナルティ内容
赤コーナー・スダリオ剛 レッドカード(罰金:ファイトマネー25%相当)
試合後に行われた反則:KOにて試合終了後、レフェリーの試合停止指示に従わず相手選手に攻撃を続けた(第25条(27)(28))。
宮本和志選手セコンド・内田ノボル 警告
セコンド規定違反:相手選手への暴力行為(第29条(11))。
スダリオ剛選手セコンド・エンセン井上 注意
セコンド規定違反:相手選手セコンドの暴力行為に応戦。競技役員の停止指示に従わずに応戦をやめなかった(第29条(13))。
(参考)関連規定
第25条(反則行為)
(27)ラウンド終了の合図が鳴らされたあとでの相手への攻撃
(28)審判員の指示を著しく無視する
第26条(試合前・後に行われた反則の処置)
2 試合前後において試合場、バックステージを問わず、ドクター含む競技役員の指示に従わない場合も、減点もしくは失格など試合中と同様のペナルティが与えられる場合がある。
3 試合終了後に反則が行われた場合、また試合前・中に行なわれた反則が試合後に判明した場合、反則の内容により試合結果が変更される場合がある。
第28条 減点宣告(ペナルティ・カードの提示)の罰金は、次に掲げる各号のとおりとする。
(2)レッドカード宣告1回につき、ファイトマネー25%相当額
第29条(セコンド)
11セコンドは相手選手および審判員への罵倒、侮辱、暴力行為を行なってはならない。
13セコンド及び当該選手の関係者が、試合前後において試合場、バックステージを問わず、競技役員の指示に従わない場合、イエローカードもしくはレッドカードが提示され、試合中と同様のペナルティが当該選手に与えられる場合がある。
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