【K-1】早くも今年最短KOか! 横山朋哉が左フック一撃“29秒”で沈め、昨年の最短記録を抜く(動画あり)
3月28日(日)東京・日本武道館で開催された『K’FESTA.4 DAY.2』では 本戦、プレリミを合わせ23試合中、14試合もKO決着となったスリリングな大会。メインは王者・武尊vsレオナ・ペタスのタイトル戦で武尊が打ち合いを制し2R 1分10秒でKO勝ちしている。
試合前、K-1の中村プロデューサーは新たな判定基準について「K-1はKOを狙って戦う競技です。お互いに殴って蹴って倒すことを一番の上位概念として行っています。KOを狙う選手の姿勢、ダメージを伴う攻撃、倒しに行く攻撃・スタイル・姿勢をより評価して判定していきたいと思っています」と話しており、KO以外にもダウンを奪う判定勝ちなど、この判定基準が反映したからか、全てに渡りアグレッシブな試合内容だった。
多くのKO勝利の中で、最短KOは29秒の横山朋哉(21=リーブルロア)だった。ニックネームは「瞬速の弾丸レフティ」で、18年11月のK-1では左ストレートと左フックで2度ダウンを奪い36秒でKO勝利。続く19年3月のKrushでは左ストレートで2分ちょうど120秒でKOし、左で瞬速KOを重ねる。昨年9月に元Krushスーパー・フェザー級王者の西京佑馬に判定勝利し勢いに乗る。
相手は今年2月のKrushで桝本翔也にTKO勝利を飾っている佑典(28=月心会チーム侍)。
試合は1R、横山と佑典は共にサウスポー構え。ローを蹴り合う両者。お互いが前に出た刹那、横山のボールを投げる様に振りかぶった左フックが、佑典のテンプルにヒット!前に倒れた佑典はなんとか立ち上がろうとするが、ファイティングポーズを取れずに無情のゴング。横山が僅か29秒の秒殺KO勝利、自身のプロ最速KO勝利を飾った。
昨年のK-1グループの本戦最速KOは木村ミノル62秒、プレリミでは松山勇汰が31秒を記録しているが、早くもその記録を抜いた横山。今年は横山の記録を抜く猛者が現れるか。
ちなみにこれまで最短KO記録は旧体制のK-1時、2006年2月の『K-1 WORLD MAX』でレミギウス・モリカビュチス(リトアニア)の8秒。我龍真吾を飛び膝蹴りでKOしている。
KO続出となった今回のK-1、今後にも大きく期待される。
▼この試合の動画
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