【K-1】逆転勝利の城戸康裕、ダウン奪われた理由は”派手”な入場パフォーマンス
3月28日(日)東京・日本武道館で開催された『K’FESTA.4 DAY.2』の一夜明け会見が29日都内にて行われ、K-1スーパー・ウェルター級ワンマッチで松下大紀(BELIEVE MAN)とのダウン応酬を制した城戸康裕(38=谷山ジム)が会見に臨んだ。
城戸は昨年8月に元JJモデルの平木愛美さんと結婚、同年12月には第一子が誕生し、今回は父親になっての初試合となった。
試合前は5つの新技を引っさげて参戦すると豪語していた城戸だったが、松下から1Rにダウンを奪われ大ピンチに。しかし2Rに息を吹き返した城戸は右フックでダウンを2度奪取。最後はラッシュで松下を仕留め、キャリア初という逆転KO勝利を収めた。
会見場に現われた笑顔の城戸は自分自身に「盛り上げたね城戸さん!それで十分かな。良い仕事をしたなあ」とご満悦の様子を見せた。
1Rにダウンを喫してしまった理由は何と入場パフォーマンス。試合入場時の煽り映像から「Choo Choo TRAIN」のムーブまでの流れで「8割終わっていた」という城戸。ここである程度満足してしまったと言い「めっちゃうけたから、フワフワしてた。浮き足立ってた」と心境を告白。「残り2割で試合をしたけど、めちゃくちゃガードが下がってた」と、パンチを食らった様子を実演し、ピンチを招いたことを反省した。
「1Rにダウンをもらった時点で残り30~40秒だというのは感覚でわかりました。これは逃げないといけないと。逃げ切れば1分のインターバルで元に戻せると必死だった」と、ベテランの技を駆使してピンチから逃げ切ったという。
インターバルで休めた城戸は、勝利のために、従来のアウトボクシングスタイルを捨てセコンドのアドバイスもあり接近戦を選択し、この決断が大逆転を生んだという。結果的に勝ったとはいえ、ダメージは深刻。勝利後にマイクを持ったときも「パンチが効いてて、マイクを持っても(何を話そうか)全部吹っ飛んでた」と、得意のトークを披露できなかったと明かした。
しかし「ダウン取られてから逆転したのは77戦目で初めて。まだ伸びてますね」と自ら絶賛。「動き、威力、攻撃力は落ちてないというか上がってるんじゃないか。まだまだいけるなと思いました」と、40歳直前での成長を実感。次の試合での入場パフォーマンス、進化しているファイトにも期待したい。
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