【ボクシング】話題のヘビー級暫定タイトル戦のKO動画が公開、パンチごとにロープへ吹っ飛ぶ=3.28
3月28日(日・日本時間)に英国領ジブラルタルで、WBC世界ヘビー級暫定王座戦が行われ、前WBC世界ヘビー級暫定王者の同級6位ディリアン・ホワイト(32=英国)が、現同級王者で、アテネ五輪金メダリストのアレクサンデル・ポベトキン(41=ロシア)に、4R 2分39秒 TKO勝ちを飾り、再び王座に返り咲いた。
この勝利は衝撃的な決着として、KOシーンがTwitterで世界中に拡散された。
両者は、今回で2度目の対決だった。1度目の対決は、昨年8月に当時暫定王者だったホワイトは、4Rまでに2度ダウンを奪い試合をリードしていたが、5Rにポベトキンの左アッパーで起死回生のダウンを喫すると、レフェリーが試合を止め、王座陥落していた。
今回の再戦は、ホワイトは1Rから、右のオーバーハンドでポベトキンを揺さぶった。ラウンドの終わりに、ホワイトは右でもう1度ポヴェトキンをグラつかせた。
2Rは、ホワイトが強烈な拳を何度も打ち込むと、ポベトキンは踏みとどまり強打を返す。だが、3Rにホワイトが強烈な右のカウンターをヒットさせ、これで完全に試合のペースを掴んだ。
4R、ついに試合が大きく動く。終盤に、ホワイトの右ストレートがポベトキンにクリーンヒット。これに、ポベトキンがぐらつき、ロープにもたれかかるようにしてダウン寸前に。続いて右フックがヒットし大きく後退、さらに、ホワイトが渾身の左フックを見舞うと、ポベトキンがロープを背にして、ダウン。何とか立ち上がったポベトキンだが、様子を見てレフェリーがストップした。
マッチルームのエディ・ハーン・プロモーターは、ホワイトを前WBC王者ディオンテイ・ワイルダー(35=米国)と対戦させたい意向を示した。
▶︎次ページ(動画)は、ホワイトのロープへ吹っ飛ばす衝撃KOシーン
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