【ベラトール】計量パスの王者パトリシオ・ピットブル、サンチェスに「オレが地上最強、オマエを終わらせる」=前日計量
4月3日(土・日本時間)に米国コネチカット州モヒガン・サン・アリーナで開催される『Bellator255』の前日計量が2日に実施された。
メインカードとなるフェザー級ワールドグランプリ準決勝に出場する、パトリシオ・ピットブル・フレイレ(33=ブラジル/王者)は144.1ポンド(約65.36キロ)で、対するエマニュエル・サンチェス(30=米国/挑戦者)は144.5ポンド(約65.54キロ)で、リミット145ポンド(約66キロ)を共にパスした。この試合はGPマッチであると同時にタイトル戦としても扱われる。
フェイスオフでは、マスク越しの舌戦はないものの、両者は激しく視線をぶつけ合っていた。
パトリシオはライト級とフェザー級のベルトを持つベラトール史上3番目の2階級制覇王者。PRIDEやUFCで活躍したヴァンダレイ・シウバやマウリシオ・ショーグンらとシュートボクセ・アカデミーで練習を積み、過去戦績の31勝のうち22試合はKOか一本で決めるなど高いフィニッシュを誇る。
19年5月のライト級の防衛戦では、UFCに移籍したマイケル・チャンドラー(米国)を右フックからのパウンドでわずか61秒で秒殺。同年9月のフェザー級WGP1回戦ではフアン・アーチュレッタに、昨年11月の同GP準々決勝ではペドロ・カルバーリョに勝利した。
対するサンチェスは14年からベラトールに参戦する強豪ファイター。今回のWGPでは、タイワン・クラクストン、ダニエル・ウェイチェルを破り、4強入りを果たした。
18年11月に、パトリシオの持つフェザー級のベルトに挑戦するも判定で敗れており、今回の雪辱戦が2度目のタイトル挑戦になる。
パトリシオは米格闘メディア「BJPENN.com」の取材で「前回の対戦からヤツはおしゃべりが過ぎる。フィニッシュされなかったことに満足しているようだ。オレが地上最強のファイターだということを証明する。今回はヤツを終わらせる」と、意気込んだ。
このほか、ライト級マッチでマイク・ハメル(米国)と対戦する、元UFCライト級王者ハビブ・ヌルマゴメドフ(ロシア)の“従兄弟”のウスマン・ヌルマゴメドフ(ロシア)は、155.2ポンド(約70.39キロ)で計量パス。
ウェルター級マッチでジェイソン・ジャクソン(アメリカ)と対戦する、ヘンゾ・グレイシーの“甥”ネイマン・グレイシー(米国)は、170ポンド(約77.1キロ)で問題なく計量をパスした。
▶︎次ページ(動画あり)は、フェザー級WGP準決勝で激突するパトリシオ・ピットブルとサンチェスの前日計量&フェイスオフ
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