【ONE】デメトリアス・ジョンソンが「4年以内の38歳までには引退」と発言、王者モラエスとのタイトル戦は“グラウンド攻防”に警戒=4.8
4月8日(木・現地時間)にシンガポール・インドアスタジアムにて開催される『ONE:ONE on TNT Ⅰ』のメインイベント、フライ級世界タイトルマッチで王者アドリアーノ・モラエス(ブラジル)に挑戦するデメトリアス・ジョンソン(米国)が、6日に現地のシンガポールでの記者会見に参加した。
元UFC絶対王者のジョンソンの実績から、今回の対戦で王者のアドリアーノが“アンダードッグ”の見方がされレているが、ジョンソンは「彼の持っているグラップリングスキルは素晴らしい。この階級ではすごく背の高い選手でリーチも長い。バックをとってチョークを極めてきた。逆に自分は背が低く、和田竜光はバックを取ってトライアングルを狙ってきた。それを解くのに3分使った」と、19年8月の和田戦で苦戦したことを引き合いに出しながら、アドリアーノとグラウンドで戦うことを警戒。
また、今大会は米国TNTの夜のライブ配信に合わせるため、シンガポールと米国の時差(15時間)の関係から午前中に開催される。この午前開催について、ジョンソンは「午前中に戦う方がいい。試合する為に(米国からシンガポールに)やってきて、ここではアメリカのタイム・ゾーンのままで生活を送っている。(シンガポール入りして)毎日午前8時ごろに練習していている。アメリカの(放送する)時間にできるだけ合わせているんだ」とコメント。
通常、海外で試合を行う場合は、現地入りした後、時差の分だけ、自分の時間の感覚も調整しなければいけない。ジョンソンの場合、米国とシンガポールの時差が15時間のため、15時間分の時差の感覚調整を行わなければいけないのだ。しかし、今大会は一般的な午後・夜開催ではなく、米国時間に合わせた午前開催。ジョンソンはシンガポールに入っても、自分が日常生活を送る米国の時間帯で行動しているため、いわゆる“時差ぼけ”に苦しむことはないのだろう。なので、午前中開催はむしろ好都合な訳だ。
ジョンソンは1日に配信されたMMAメディア「Fightful.com」の取材で「今は34歳だが、4年以内の38歳で現役引退したいと考えている。将来、北米プロモーションに戻ることは想像できないが、現時点では、ONEチャンピオンシップに満足している」と話している。ジョンソンが今回フライ級のベルトを獲った場合、次は2階級制覇を目指しフェザー級に挑戦するのではと期待の声が既に上がっているが、果たして、明日の試合、ジョンソンはその期待に応える戦いを見せるのか。
▶︎次ページ(動画)は、デメトリアス・ジョンソンのONEでのハイライトシーン
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