【RISE】田渕神太、王者・工藤政英のローキックに”下段回し蹴り”で対抗
4月17日(土)東京・後楽園ホールにて開催される『RISE148』で、RISEフェザー級王者・工藤政英(29=新宿レフティージム)と対戦する、第2代アクセルバンタム級王者・田渕神太(21=拳聖塾)が公開練習を行なった。
田渕はRISE女子を席巻する田渕涼香の実兄。フルコンタクト空手仕込みの蹴り技とアグレッシブファイトで、アクセルバンタム級とABWバンタム級の二冠を達成している。今回は、現役RISE王者である工藤との対戦に挑むことになった。工藤は強烈なボディブローとローキックを武器とする粘り強い戦いが信条の王者だ。
田渕はスピード感のあるシャドー&ミット打ちを披露。シャドーでは、距離を確かめるように左のジャブを放ち、ワンツー、ロー、前蹴りをテンポ良く繰り出すと、その後のミット打ちでは、妹・涼香の持つミットに、キレのある打撃を打ち込んだ。
RISE初参戦が決まり「高校生くらいからリングに立たせていただいて、東京で試合したいなと思っていた。妹と一緒にRISEという大きな舞台に立たせていただくのは、ここまで成長させていただいた師範や保護者、子供たちのおかげ。大きい舞台に立って試合をするけど、ここで満足せずに、自分らしい戦い方が出来ればと思います」とコメント。
対戦する工藤については「試合を見させていただいて、とてもパンチも蹴りも上手くて、強いボディとローは注意しないといけない。フィジカル、技術、精神面でもとても強い選手」と分析するが「そこに負けない気持ちはある。試合までしっかり仕上げていきたいと思います」と自信を見せる。
工藤といえば、強烈なローキックが持ち味で知られているが、田渕はその攻撃にも全く動じない。「(自分は)ローキックというより、下段回し蹴りで蹴ります。外側の痛みというか、中に痛みが来るような痛みがあります」と下段回し蹴りで対抗する構えだ。
さらに「僕の気持ちの面を1番見て欲しいなと思っています。技術面よりも精神面で戦ってきたので、皆さんに見て欲しいのは、諦めずに戦って、工藤選手に勝つところを見て欲しい」とファンに見て欲しいポイントを熱弁する。
試合展開について、田渕は「(工藤は)どんどん前に来て戦う選手。自分は離れて戦う選手ではないので、最後は気持ちのぶつかり合いになります。精神面も師範に鍛えていただいているので負けない」と熱戦を予感させるコメントを残した。
田渕の妹の涼香は、同大会でタイトルマッチを迎える。「ここまで一緒に練習してきたので勝って欲しい気持ちはある。僕が次の涼香に繋げて、プレッシャーをかけたいと思います」とエールを送りつつ、妹にバトンを繋ぐと語った。
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