【ONE】若松佑弥、柔術黒帯のマクラーレンに「打撃で勝つ」=4.22
シンガポール・インドアスタジアムで事前収録された『ONE on TNT III』が4月22日(木・日本時間)に配信されることに先立ち、同大会のコーメインイベント(第4試合)でリース・マクラーレン(29=オーストラリア)と、フライ級で対戦する若松佑弥(26=TRIBE TOKYO M.M.A)の試合前コメントが主催者より届いた。
若松は18年からONEに参戦。元UFCフライ級王者でONEフライ級GPを制したデメトリアス・ジョンソン(DJ)らに2連敗したが、19年8月に元ONEフライ級王者ジェへ・ユスターキオに右ストレートKO勝ちを収めた。DJ戦からは3連勝し、昨年の11月には1R KO勝利している。戦績は13勝4敗。
コロナ禍でのシンガポール大会は2回目となる若松は「いつもより直前までリラックス出来ている気がします。いつもだと殺気だって試合のことばかり考えてしまうのですが、普段よりそうでもなくて。怪我もないしコンディションはバッチリだと思います」とコメント。
「試合時間はたったの15分だけなので、それに全てを全力注げるために直前までリラックスしようという感じです。体力残しておこう、そういうイメージです。今までは直前まで試合の映像を見たり、自分のモチベーションを上げる動画とかを観たりしていたんですが、普段と変わらず、面白いYouTube見たり、家族とテレビ電話したりしています」とリラックスして過ごしているという。
デメトリアス・ジョンソンと戦ったことは「アドバンテージになると思う」と語るが「彼(相手のマクラーレン)もONEで長く戦ってきているので、大きく関係することはないと思います」と気を緩めない。
今回の試合は、前回の試合後に若松が「ずっと(対戦を)望んでいた」というマクラーレンを指名してのマッチアップとなった。
マクラーレンについて「トップ戦線において倒さないといけない相手だし、世界で見てもトップランクだと思うので指名しました」と話し、「強みは何でもできるっていうのと、一番強いのはグラップリング能力が高いということですよね。弱みは、(試合の中で)自分が調子良い時は強いんですが、(自分の思っている試合の)型にはめられなかった時が弱点だと思います」と分析する。
マクラーレンはブラジリアン柔術黒帯だが、「ベルトの色は自分にはあんまり関係ないですね。試合になれば裸だし、打撃もあるので。純粋に自信を持って、相手が寝技で勝負してきても関係ないって気持ちで練習に励んできました」と気に留めない。相手より自分が優れているのは「スピード、パワーです。あとは、反射神経とかですかね」と語る。
試合展開については「彼としては、僕の打撃をいかに一発でも多く貰わないようにするか。それで組みに来て、テイクダウンして、削って、そこで勝とうとしていると思うんです。なので、距離を置いて来ると思うんです」とイメージしている。
「そこで距離を取らせずに、ガンガン、プレッシャーかけて、逃げ腰のタックルみたいなのを入らせたとこをディフェンスして、打撃で勝つ、そういう展開になると思います」と自身の勝利を予告した。
最後に若松は、アメリカ向けの大会でもあり、注目度も高い本大会に向け「今まででも一番見られるっていうのは、気合入っています。なのでこの機会をきっかけに有名になろうかなと思います」と意気込んだ。
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