【UFC】元RIZIN王者プロハースカが新境地!? 奇抜な髪型と合掌で計量パス、そしてレイエスと睨み合う
5月2日(日・日本時間)米国ラスベガスで開催される『UFCファイトナイト・ラスベガス25』の前日計量が1日に実施された。
メインのライトヘビー級マッチ(-92.98kg)で対戦する、元RIZINライトヘビー級王者で同級5位のイリー・プロハースカ(28=チェコ)が92.53kgで、同級3位のドミニク・レイエス(30=米国)は93.21kgでパスした。(タイトル戦以外は、全て1ポンドオーバーのみ許容範囲として認められている)。
フェイスオフでは、プロハースカは頭頂部の一部だけを伸ばし、後ろにまとめる昔の中国の「辮髪(べんぱつ)」のような奇抜なヘアースタイルで登場。これはムエタイの選手がワイクルーをするときにかぶる伝統的なヘッドギア”モンコン”をイメージしたという。
計量台で両手を広げ上を向き、祈るように合掌までしたプロハースカ。何だか別の世界に入っている。そしてゆっくりと歩み寄るレイエスと激しく視線をぶつけ合った。
プロハースカは先日海外メディアの取材に「どんな困難にも立ち向かう準備ができているということ。この髪型は、今週の試合のパワーを与えてくれる」と答えている。
プロハースカは15年末の旗揚げ戦からRIZINに参戦し、ヘビー級GPで準優勝、19年4月のRIZINライトヘビー級タイトルマッチでKO勝ちにより初代王者の栄冠を勝ち取った。RIZINでは10勝のうち実に8勝が1R KOという強打者で、昨年1月にUFCと契約。同年7月のUFCデビュー戦では、タイトル戦経験のあるトップランカーのヴォルカン・オーズデミアにKO勝利し、”パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト”を受賞した。
対するレイエスは『The Devastator(破壊者)』の異名を持つ打撃強者。レスリングとアメフトで培ったフィジカルの強さを武器とし、テイクダウンディフェンスでも高い成功率を誇る。MMA12勝無敗のまま、昨年2月にライトヘビー級王者ジョン・ジョーンズ(アメリカ)に挑み、善戦するものの僅差の判定負け。同年9月、ジョーンズが返上した王座をヤン・ブラホビッチ(ポーランド)と争うも打撃戦の中でKO負けを喫した。現在は2連敗中。
果たして、RIZINのベルトを持つ“チェコの怪鳥”がUFC2戦連続KO勝利を飾ることができるか。
▶︎次ページ(動画)は、“奇抜ヘアスタイル”プロハースカがランク3位強豪レイエスとフェイスオフ睨み合い
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