2021/05/16（日）UP
（最終更新：2021/05/16 12:08）

（左から）HIRO、オーディション合格者の宇佐美、中村、髙谷総監督

「ABEMA」にて放送の格闘オーディション番組『格闘DREAMERS』。最終回が昨日5月15日に放送された。

　同番組はLDHのチーフ・クリエイティブ・オフィサーとして、数多くのプロジェクトを手掛けてきた『EXILE』 HIROが発起人となり、元DREAMフェザー級世界王者の髙谷裕之、UFCでタイトル挑戦の実績を持つ岡見勇信らが育成していく“格闘家育成プロジェクト”の一端としてスタート。

合格者の中村倫也

“世界に通用するトップファイター”を目指すため番組内では200通を超える応募があり、過酷なオーディションなどを経て選び抜かれた者たち12名が生き残りを懸けて最終審査へ。

　最終審査では12名がTHE RAMPAGEチームとGENERATIONSチームにそれぞれ分かれ、第1試合～第4試合はチーム戦、第5試合～第8試合はプロレベルと評価された4選手が外部から招聘した選手と対戦した。
　その結果、レスリングエリートの中村倫也と高校ボクシング6冠の実績を持つ宇佐美正パトリックの2名が合格者となり、元々LDH martial artsに所属していた中村は契約を継続、宇佐美は契約を獲得した。

合格者の宇佐美正パトリック

　最終審査の終了後に会見が行われ、今回手応えを感じたというHIROは「本当に感動しました。みんなの命がけのまっすぐなぶつかり合いを至近距離で感じられたので、感動しましたし、夢の持つパワーを再確認できました。みんな、“世界チャンピオン”や“世界で活躍したい”などの想いを掲げながらも、まずは“LDH所属になりたい”と言ってぶつかっていくのを見て、改めてこのプロジェクトを成功させる意義を感じました。自分も気合入れてさらに取り組まなくちゃ、とエネルギーをいっぱいいただけた試合でした」とコメント。

コメントするHIRO

　さらに「格闘技は結果が全てかもしれませんが、皆さんが常にチャレンジする心を忘れないような場所を作りたい」と話し、「season2をやっていくことにしました。EXILEのメンバーもオーディションで敗者復活があります。今日の結果で悔しかったり、やり直したいという人がいたらリベンジしてもらいたい」と、本番組の第2弾となる『格闘DREAMERS season2（仮）』の放送決定と、第2弾オーディション開催を発表。

　髙谷は「今回合格しなかった選手はいつでもジムに来て練習してもいいですし、season2に挑戦してもらいたいと思います」と不合格者にメッセージを送った。

（C）AbemaTV, Inc.

　その後の囲み取材で、髙谷は今後について「二人（中村倫也と宇佐美正パトリック）はUFCのチャンピオンを目指しているので、そこに契約するために一番の近道を選んでいきます。国内、海外のどちらの大会でもどんどんキャリアを積んでもらって（UFCとの）契約を結びたい」という。

　またHIROは「今後もみんながスターになるところを追いかけ続けていきたい。その延長線には、LDHが関わることになるので今までにないようなスタイルの興行を来年の春ぐらいまでに開催して、色んなジャンルのファンが楽しんでもらえるようなものにしたい」とLDH主催の総合格闘技の興行開催も視野に入れているという。今後の発表を待ちたい。

■LDH“格闘家育成プロジェクト”第2弾オーディション
「LDH FIGHTER BATTLE AUDITION Ⅱ」
エントリー期間：2021年5月15日（土）22:00〜6月30日（水）24:00
募集URL：https://ldhmartialarts.co.jp/event/