【K-1】前フェザー級王者・江川優生、“武尊”のいるスーパー・フェザー級に挑戦「一番トップを食ってやるつもりでここに来た」=7.17福岡
7月17日(土)福岡国際センターで開催される『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN』の追加対戦カード発表会見が、6月2日(水)都内にて行われた。
K-1フェザー級前王者の江川優生(23=POWER OF DREAM)が大岩龍矢(29=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)とスーパー・フェザー級マッチ(3分3R・延長1R)で対戦する。
江川はシャープなボクシングテクニックを武器とし、19年11月のフェザー級王座決定トーナメントでは3試合連続1R KOという快挙でベルトを腰に巻いた。しかし、昨年9月の大阪大会で椿原龍矢とのノンタイトル戦で判定負け、今年3月のタイトル戦で椿原と再戦したが、延長判定1-2で敗れ王座陥落。今回から階級を一つ上げて、K-1のカリスマ・武尊がベルトを巻くスーパー・フェザー級へ挑戦する。
対する大岩は、前に出る圧力とタフネスが武器であり、武尊の盟友。昨年7月にはレオナ・ペタスの持つKrushタイトルに挑んだが、判定で敗戦。その後、11月の大阪大会では、朝久裕貴に判定で敗れて2連敗を喫したが、今年3月に山本直樹をKOで下し、復活を果たした。
江川は「階級転向一発目に、こんな最高な相手を用意してくれて本当に感謝している。この激戦区に殴り込みに来たからには、結果を残して一番トップを食ってやるつもりでここに来ているので、楽しみにしてほしい」と、意気込み。
対する大岩は「K-1に戻ってきたぞって感じ。前回はインパクトを残した試合をしたので、K-1に残れた。福岡はめちゃめちゃ好き。人も良いしご飯も美味しいし。そういう場所で試合ができるのは楽しみ」と同じく今回の対戦を喜んだ。
階級アップの勝算について尋ねられると、江川は「元々スパーリングとかも階級上の人しかやってこなかったので、パワーの対応も問題ない。あとは、自分のフィジカルがどこまで通用するのか、自分でも楽しみ」と、大きな自信。
続けて、王者・武尊への意識を問われると「この階級といえば、武尊選手しかいないんで。自分は階級(上げて)一発目なので、まだ言えることは何もない。最終的な目標としてはそこ(武尊との対戦)。結果次第で、少しづつ名前を出して行けたらと思う」と、そのステージに上がれるように、まずは結果を出すことに集中する構えだ。
対戦相手の大岩については「元々、大岩選手の漢気あふれるファイトが好き。自分のそれに負けないようにと、今回は気合が入っている。(大岩の)タフさを技術でカバーして、倒せれば一番だが、技術で負けないように、全力で頑張る」と語ると、大岩は「スーパー・フェザー級は強い選手がたくさんいる。そんなに甘くないぞというところを見せたい。彼の一発目のカード(の対戦相手)が自分なのは最高だと思う」と、階級一つ上の意地を見せる。
江川は最後に「周りに思われる“江川優生”ってファイトスタイルを貫いて、やっぱり“江川はこうだ”って思われる試合がしたい」と、強い決意を語った。
▶︎次ページ(動画)は、19年のK-1 WORLD GP第3代フェザー級王座決定トーナメント・決勝戦で江川が58秒KO勝利を飾ったシーン
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