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【RIZIN】元UFC戦士・井上直樹が強烈バックスピンキック披露、石渡伸太郎の玉砕発言に「受ける覚悟ある」=6.13東京ドーム

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2021/06/03(木)UP

井上直樹が公開練習で強烈なバックスピンキックを披露

 6月13日(日)東京ドームで開催される『RIZIN.28』で石渡伸太郎(36=CAVE)と対戦する井上直樹(23=セラ・ロンゴ・ファイトチーム)が3日、公開練習を行った。

▶︎【動画】井上の公開練習、強烈なバックスピンキックに受け手が悶絶

 元UFC戦士の井上は鳴り物入りで昨年2月にRIZIN参戦。RIZINでは3戦無敗で2連続一本勝ち中だ。前戦ではバンタム級四天王の元谷友貴を1R裸絞めでフィニッシュしており、ファンの間では今大会の“裏の優勝候補”と呼び声が高い。

取材に答える井上

 その井上がトーナメントの抽選会で初戦の相手として石渡を指名。石渡は19年の大晦日に扇久保博正との激闘を繰り広げて以来、1年半ぶりのRIZIN参戦となる。新世代の井上とベテランの石渡の真っ向勝負とあって、トーナメント1回戦の中でも特に注目を集めているカードだ。

 公開練習で井上はミット打ちを披露。サウスポー構えから突き刺す様な右ジャブ、破壊力のある左ストレートを軸に、時折、前蹴りとバックスピンキックを放った。バックボーンが幼少からの空手だけあり、このバックスピンキックの破壊力は抜群、ミットの受け手が蹴られる度に声を出すほどだった。

 井上は現在のコンディションについて「準備はバッチリです。練習の成果も普段通り。しっかりと動けて、体重(減量)も全然問題ない」と淡々と万全の調子をアピール。

四天王の一角・元谷からチョークスリーパーを極めた井上(右)

 改めて石渡の印象を尋ねると「根性のあるタフな選手。一番強い選手と早くやりたいので指名した」と、その”ロックオン”した理由を説明。「一発はあるんで、そこだけは気をつけたいと」と、石渡のKOする力に警戒しつつも「しっかりと自分のペースで戦えたらと思う」と、やはり、淡々と答えた。

 しかし、相手は数々の激闘を演じてきた石渡。石渡は敗れた試合も含め、相手だけでなく自分すらもボロボロになるまで戦うファイターだ。今回も井上の実力を認めながら「ここでどうなっても良いから勝つ」と玉砕覚悟の発言をしているが、当の井上はその激闘を受ける覚悟はあるかと問われると「(受ける覚悟は)全然ある。盛り上げるために、しっかりと向き合いたい」と、やはり淡々と答えた。

 理想の試合展開については「形に入れば、極める自信はある」と語気を強め「これまでチョークで勝ってきているので、一本とか決めたい。インパクトのある試合を見せたい」と勝利への自信を見せた。

【選手データ】2021年6月3日現在
・井上直樹(23=セラ・ロンゴ・ファイトチーム)
身長:173cm/構え:右/戦績:17戦15勝(0KO/10一本)2敗/主なタイトル:DEEPフューチャーキングトーナメント フライ級 優勝(2015年)
備考:17年4月に日本人最年少となる19歳でUFCと契約し1勝1敗。姉はInvictaやUFCに参戦する魅津希。

・石渡伸太郎(36=CAVE)
身長:169cm/構え:左/戦績:38戦26勝(9KO/2一本)8敗4分/主なタイトル:第2代バンタム級キング・オブ・パンクラシスト
備考:トーナメント1回戦で初対戦の井上直樹との対戦決定にはYouTube動画で「一番やりたくないし、1回戦の相手としては一番考えていなかった」とのコメントも。

▶︎次ページ(動画)は、井上の公開練習、強烈なバックスピンキックに受け手が悶絶

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