【RIZIN】元DEEP王者・大塚隆史が「相手を仕留める」と圧勝宣言、ONE参戦・松嶋こよみが“大塚の決勝進出”に太鼓判=6.27大阪
6月27日(日)丸善インテックアリーナ大阪(大阪市中央体育館)で開催される『RIZIN.29』で獅庵(33=パラエストラ大阪)と対戦する大塚隆史(34=T-GRIP TOKYO)が4日、公開練習を行った。
公開練習で大塚は、過去に所属した名門AACCの同門で後輩の松嶋こよみとレスリングのスパーリングを披露。終始、鋭いタックルや機敏ある動きで万全の調子をアピールした。
▶︎次ページ(動画)は、公開練習で、大塚隆史と松嶋こよみがレスリングスパー
大塚は元DEEPバンタム級&フェザー級王者。過去、DREAMやRIZINに参戦し活躍。昨年11月に修斗で環太平洋バンタム級王者の安藤達也に1R TKO勝利し、今年3月に世界王者・岡田遼のベルトに挑戦したが、判定で敗れた。
対する獅庵は伝統派空手出身のストライカー。13年のデビューからパンクラスやGRACHANなどでトップファイターとして活躍。今年3月のRIZIN名古屋大会で、修斗元環太平洋バンタム級王者の祖根寿麻を27秒殺KO勝利を飾った。
大塚は現在のコンディションについて「(大会が)延期になったことで集中力を切らさないようにした。変わらず良い状態」と笑顔を見せる。
初戦の相手となる獅庵の印象について「仕留める能力があると思う」と能力の高いフィニッシャーとして警戒しつつも「言い方は悪いが、彼は打撃しかない。それで行くしかないので、そんなに脅威ではない」と一刀両断。
自身については「自分の能力を全部使って戦うだけ。全体的にレベルが上がっている自信があるので、その上がった能力をぶつける」と、百戦錬磨のベテランらしい余裕を見せた。
試合展開について問われると「相手の勝負出来るところは打撃だけ。覚悟を決めてくると思う」と、獅庵の“スタンド勝負”一択の戦術を予想。その上で自らは「打撃でも負けていると思わない。全体的にどこでも勝負する。打撃でも、もちろん総合格闘技なので組みの展開でも」と、全局面で圧倒することを宣言した。
また、現在ONEチャンピオンシップに参戦する松嶋が今回の試合でセコンドにつくといい、その存在を「非常に大きい。松嶋くんは(世界で)一番を目指している。世界の強豪と戦うために頑張っている選手と、触れてるだけでも凄くエネルギーをもらっている」と、頼もしい“援軍”がついていることを喜んだ。
松嶋も現在の大塚の状態を「ここ半年一緒に練習しているが、上り調子でどんどん強くなっているのを肌で感じる。大塚さんがやってくれるんじゃないかっていう感覚がある」と、大晦日に行われるトーナメント決勝進出に太鼓判を押した。
大塚は最後に「RIZINという舞台なのでつまらない試合はしたくない。強くなっている自信があるので、相手を仕留めたい」と意欲を見せた。
【選手データ】
・大塚隆史
生年月日:1986年8月22日(34)/所属:T-GRIP TOKYO/身長:168cm/構え:右/戦績:28勝(5KO/5一本)18敗2分/主なタイトル:元DEEPバンタム級&フェザー級王者、元WSOF GCバンタム級王者
備考:中学からブラジリアン柔術とレスリングを始める。レスリングでは数々の大会で入賞し、インターハイや大学時代は全日本選手権にも出場。獅庵とは初対決。
・獅庵
生年月日:1988年1月6日(33)/所属:パラエストラ大阪/身長:170cm/構え:右/戦績:8勝(5KO)8敗
備考:伝統派空手出身のストライカー。大塚とは初対決。
▶︎次ページ(動画)は、公開練習で、大塚隆史とONE参戦の松嶋こよみがレスリングスパー
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