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【RIZIN】ムサエフ、サトシの寝技に「技が何であろうと関係ない」サトシは「私は柔術だけの選手じゃない」と打撃でも勝負

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2021/06/12(土)UP

ムサエフがインタビューに応じた

 6月13日(日)に東京ドームにて開催される『RIZIN.28』のRIZINライト級タイトルマッチで対戦する、トフィック・ムサエフ(31=アゼルバイジャン)とホベルト・サトシ・ソウザ(31=ブラジル/ボンサイ柔術)が、11日(金)試合前インタビューに応じた。

 ムサエフは殺傷能力の高いパンチを武器に、2015年から14連勝を突き進む。RIZINに参戦後は、19年のライト級トーナメントを制して最強を証明した。その後は、昨年9月に始まった、アゼルバイジャンとアルメニアとの紛争『ナゴルノ・カラバフ戦争』での徴兵で試合から遠ざかっていたが、今回の東京ドーム大会で遂に王座戴冠に挑む。

自慢の強打を振るうムサエフ

 対するサトシは数々の柔術世界大会で優勝を重ねた“柔術界の至宝”。こちらもRIZIN2連勝の後、ムサエフが優勝したライト級トーナメントに参戦したが、1回戦でジョニー・ケースに初黒星を喫した。その後は、翌年8月に矢地祐介を1R TKOに下し再起、今年3月には元パンクラス王者・徳留一樹に三角絞めで一本勝ちしている。

 寝技のスペシャリストであるサトシと、強烈なパンチを武器とするライト級トーナメントの優勝者であるムサエフ。両者は決戦を目の前にして何を語ったのか。

 ムサエフは「私はどの試合でも見応えのある試合を見せることが出来るように努力しています。今回は日本で行いますので、見応えだけでなく非常に興味の湧く様な面白い内容の試合をご覧いただけると信じています」と王座戦に向けての意気込みを語る。

サトシもインタビューに応じた

 内戦に参加したムサエフは、帰還してのRIZINのリングとなる。「今回の戦争に参加することは自分の義務であると考えました。長いこと戦争に参加したので、かなり長い期間は練習することは出来ませんでしたけれども、去年の12月にはもう通常の練習に戻ってました。ですから、今のコンディションはとても良いので、非常に見応えのある良い試合をしたいと思っています」と戦争を乗り越えて、心身ともに絶好調だ。

 サトシは高い寝技のスキルを持っており、下から極める三角絞めなど多くの武器で一本勝ちを量産してきた。その相手に対しても、ムサエフは「私にとって対戦相手の主流な技が何であろうと、関係ないんです。私にとっては精いっぱい戦って、日本のファンの皆様に見応えのある、内容のある充実した試合を見せたい、それだけです」と特に変わった心境はなく、熱戦を見せると意気込んだ。

三角絞めを極めにかかるサトシ

 一方、サトシは「凄く強くて、打撃の危険がある人ですね」とムサエフの打撃を警戒する。「皆が良いと思う試合を見せたいですね。私は柔術だけの選手じゃない。MMA選手だから。打撃もこの試合から使いたい」とムサエフの破壊力満点の打撃に立ち向かう覚悟を示した。

 サトシは勝利した試合は全てKO、もしくは一本でフィニッシュしている。今回の試合でも「この試合、判定は絶対いけないね。KOとか極めとか、絶対にレフェリーの判定まではいかないです」と完全決着を予感させるコメントを残した。

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