【修斗】女王・黒部三奈への挑戦懸け、SARAMIが”北のストライカー”中村未来と対決

2021/06/22（火）UP
（最終更新：2021/06/22 13:19）

　7月25日（日）に東京・後楽園ホールで開催される『PROFESSIONAL SHOOTO2021Vol.5 in Supported by ONE Championship』の追加カードが発表された。

　女子スーパーアトム級世界王者・黒部三奈（マスタージャパン）への挑戦権を掛けて争う、SARAMI（パンクラスイズム横浜）vs中村未来（マルスジム）の一戦が決定した。

　SARAMIはプロ20戦を超える実力者。DEEP JEWELS、ROAD FC、PXCを渡り歩き、19年にはONEチャンピオンシップの登竜門大会「ONEウォリアーシリーズ」（OWS）に参戦し、1勝1敗の成績を収めている。

　昨年11月に修斗初参戦すると、同年8月に開催された［初代スーパーアトム級王座決定トーナメント決勝］で黒部とタイトルを争った杉本恵と対決。1Rで腕十字を極めデビューを飾った。

　SARAMIは王者・黒部と過去2度に渡って対戦。14年には一本負けし、18年には当時DEEP JEWELS アトム級王者だった黒部に挑戦し、判定負けしている。今回勝利し、3度目の対決に繋げられるか。

　対する中村はアマチュア修斗全日本選手権準優勝の実績を持ち、昨年2月にプロデビューすると、圧倒的な打撃で勝利。
　今年2月に行われた『Road to ONE:4th Young Guns』では、ONEの日本人女子ホープ・平田樹に2RTKO負けするも、平田のテイクダウンから立ち上がっては打撃をヒットさせる健闘を見せた。
　前戦は5月、スタンドでの連打でTKO勝利している。

　中村は昨年3月、スーパーアトム級世界王者決定トーナメントに出場し、杉本恵に一本負けしているが、SARAMIはその杉本に一本勝ち。
　今年3月のプログラップリングイベント『クインテット』でも2人抜きの活躍を見せたSARAMIと、”北のストライカー”の異名を持つ打撃派の中村の、グラウンドvsスタンド対決に注目だ。

　同大会ではライト級でエドモンド金子（BRAVE）vs岡澤弘太（佐山道場）も新たに決定。また、環太平洋フェザー級王者のSASUKE（マスタージャパン東京） と工藤諒司（TRIBE TOKYO MMA）による世界フェザー級チャンピオン決定戦が、5月16日のプロフェッショナル修斗公式戦（後楽園ホール）で発表されている。

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