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【Krush】16秒KOの最短記録で王座防衛した新美貴士「このベルトをしっかり守って、K-1と中国でベルト獲りたい」

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2021/06/29(火)UP

新美貴士(C)K-1

 6月25日(金)東京・後楽園ホールにて開催された『Krush.126』の一夜明け会見が26日都内にて行われ、メインイベント(第8試合)Krushフェザー級タイトルマッチで挑戦者・岡嶋形徒に勝利し2度目の防衛に成功した同級王者・新美貴士(27=名古屋JKファクトリー)が会見に出席した。

 新美は昨日の試合開始早々に右フックをヒットさせると、ぐらつく岡嶋にラッシュを仕掛けて左ストレートを炸裂させ、僅か1R16秒でのKO勝ちを飾った。

16秒でKO防衛した新美(右/2021年6月)

 会見に同席した中村拓己K-1プロデューサーによると、Krushのタイトルマッチでは16秒でのKOは最短記録とのこと。チャンピオンとして若い挑戦者を一蹴した上、Krushの最短KO記録も打ち立てた新美は「試合はやるかやられるかなので、倒される覚悟を持って、倒されてもいいから自分が最初から倒しに行くって心に決めて、しっかり行けたのかなと思っています」と思惑通りのKO勝ちだったことを告白した。

新美は2度目の防衛に成功した(2021年6月)

 初防衛戦は斗麗、そして今回の2度目の防衛戦は岡嶋と、過去に敗れてきた選手にリベンジしての連続防衛。「負けた相手にリベンジする機会がすぐ来るだろうなと思っていて、それに向けて準備を進めてきたので、素直に嬉しいです」と喜びもひとしおだ。
 この鮮烈なKO劇は、家族にも「凄い」と驚かれたといい「久しぶりにあんなに喜んでたんで、僕も良かったなって嬉しさを噛み締めました」と喜びを分かち合えたようだ。

 試合後にはK-1出場も口にしていたが、この日も改めて「このベルトには凄い僕を強くしてもらえたのでしっかり守って、K-1と中国でベルトを獲りたいなと思っています」と、今後の目標を述べ、Krush王者で満足することなく更に高い目標に向けて突き進むことを誓った。

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