【KNOCK OUT】壱・センチャイジム「目標は瑛ちゃんだけ」と、小笠原瑛作戦見据え2連勝の森岡悠樹と対戦
8月22日(日)東京・新宿FACEにて開催される『SACRED FORCE presents KNOCK OUT-EX 2021 vol.3 ~RED FIGHT~』の対戦カード発表会見が5日都内にて行われた。
KNOCK OUT-RED スーパーバンタム級王者・小笠原瑛作の首を狙う“職業イケメン”壱・センチャイジム(24=センチャイムエタイジム)が登場。同じくスーパーバンタム級のトップを狙う森岡悠樹(27=北流会君津ジム)と激突する。
壱は「職業イケメン」を自称する端正なルックスと美しいムエタイスタイルで人気を博するファイター。左ミドルをはじめとした蹴り技と絶妙な距離感を武器にリングを沸かす。直近のKNOCK OUTの試合は今年3月に古村光と対戦した一戦。最終ラウンドに攻撃をまとめた勝負勘を見せ判定勝利を飾っている。
対する森岡は175cmの長身から打ち下ろすストレートを武器にKNOCK OUTに参戦。昨年2月の『KNOCK OUT』で小笠原裕典、12月の『REBELS』では古村光に敗れ連敗を喫するも、復活を期した今年4月の『KNOCK OUT-EX vol.1』で横野洋を下しKNOCK OUT初勝利。同6月には鈴木貫太をヒジで切り裂きTKO勝利を飾り、2連勝と波に乗っている。
壱は森岡を「昔からずっと知っていて、いずれ当たると思っていた」と意識する相手だったと明かした。前戦も観ている壱は「鈴木貫太選手にストレートとヒジで圧倒して勝っていた」とすでに分析済み。「パンチャーは得意なので、ガンガン来てくれればいい試合ができると思います」と、森岡へ前に出るよう要求した。
一方の森岡は、前回の勝利後に「次こそは後楽園ホール」と、聖地・後楽園への出場を熱望していた。しかし今回もまた新宿FACEでのオファーに一瞬気落ちしたというが、気を取り直して即座に承諾。「(壱は)強敵だと思いますが、パワーでねじ伏せてKOを狙いたい」と難敵相手のKO勝利を宣言した。
パワーの森岡とテクニックの壱という図式が成り立つこの一戦。得意の右で優位に立ちたい森岡だが「パワーだけじゃどうにもできない。テクニック・スピードがあるので、ストレートの攻撃だけだといなされて完封されそう。あと少しの期間ですが、考えて練習したい」とパワー一辺倒ではない戦いを模索するという。
対する壱は「REDルールなので、BLACKとどう違うかを見せながら勝ちたい。首地獄の展開もあると思います」と組みヒザを最大限に活かせるREDルールらしく戦うと宣言。さらには「僕の目標は瑛ちゃん(小笠原瑛作)だけ。力でどうにかなるもんじゃないと思いますので、見てもらえれば分かると思います」と、熱望する小笠原瑛作戦に向けて森岡のパワーを封じる構えを見せた。
王座挑戦が目の前に見える両者による、事実上の挑戦者決定戦。果たして小笠原への挑戦権を手にするのはテクニックの壱か、パワーの森岡か。
<決定対戦カード>
▼KNOCK OUT-RED スーパーバンタム級/3分3R・延長1R
壱・センチャイジム(センチャイムエタイジム)
vs
森岡悠樹(北流会君津ジム)
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