【UFC】ポイエー、マクレガーの骨折に「想定外の結果だった。ブロック後、足を捻ったのでは」試合後会見

2021/07/12（月）UP
（最終更新：2021/07/12 09:05）

　7月11日（日・日本時間）、『UFC264』（アメリカ・ネバダ州ラスベガス）で元UFC二階級同時王者コナー・マクレガー（32=アイルランド）とUFC世界ライト級暫定王者ダスティン・ポイエー（31=米国）の3度目の対戦が行われ、1R終了時、マクレガーの左足のスネの下部が曲がり骨折、マクレガーは立てず。ドクターストップによりポイエーがTKO勝利した。

【フォト】足を固定され、担架で運ばれるマクレガー

　この状況についてポイエーが試合後の会見で語った。
「こんな結末で勝つなんて想像していなかったが、起きたことが結果だ。起きたことは彼の蹴りをチェック（カット/ブロック）した。確信している」と左の蹴りのみ放っていたマクレガーに対し、ポイエーのブロックで、まず負傷したのだという。

　続けて「マクレガーがギロチンを仕掛けてきたことは意外だったが、左のパンチが危険なのは分かっていた。自分が言っていた通り、彼はカーフキックを蹴ってきた」と語った。
　カーフキックやローキックについては、ポイエーはブロックをしていたわけではない。蹴られるか、受けと考えるならダメージを少なくするために蹴られながら足を流していた。マクレガーのローキックを太ももに食らい、足が流されながらマクレガーの足を指さすシーンがあるが、そこで何か異変を感じたのか。

　しかしそこから4~5発の左ローキックと左のバックスピンキックを蹴っており、果たしてそのローでの怪我なのか分からない。編集部では映像を見直した結果、3発目のバックスピンキックがアキレス腱の左足首付近とポイエーの肘がぶつかっていることからその瞬間も原因の可能性の一つとも考えている。

　ポイエーはどこのシーンのブロックかは明言しなかったが、「ラウンドが終了して、彼の足を見たら、足のスネがおかしなことになっていた。それで気付いた。医者がいないから確かなことは言えないが、蹴りをブロックされた後、足をひねり、あの様になったのかもしれない」とブロックで負傷後、足を捻り骨折したのではと語った。

　マクレガーは本日12日（日本時間）、足の意緊急手術が発表されている。

▶︎【動画】立てないマクレガーの足がくの字になる瞬間（再生３秒目から）

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