【RIZIN】朝倉海、兄を破った因縁のボンサイ柔術と対戦! ヤマニハに「勘違いしちゃってる、ボコボコにする」
9月19日(日)さいたまスーパーアリーナで開催される『Yogibo presents RIZIN.30』のカード発表会見が、7月20日(火)都内にて行われた。
6月27日『RIZIN.29』で開幕した[RIZIN JAPAN GRAND-PRIX 2021 バンタム級トーナメント]の準々決勝戦のカードが発表された。
組み合わせは1回戦のような抽選ではなく、榊原代表によると「ここまで対戦したことのある選手同士の対戦を避け、フレッシュな組み合わせ」を考慮した運営側でマッチメイクしたものとなる。
優勝候補の元バンタム級王者・朝倉海(27=トライフォース赤坂)は、兄未来を破ったクレベルが所属する『ボンサイ柔術』のアラン“ヒロ”ヤマニハ(35=ブルテリア・ボンサイ)との対戦が決定した。
海は1回戦ではレスリングをベースとし”マジカルチョーク”の使い手である寝技師・渡部修斗を、強烈なパウンドで1R TKO勝利。打撃力とフィジカルの強さを見せつけ勝ち上がっている。
対するヤマニハは6月13日の『RIZIN.28』でライト級新王者となったホベルト・サトシ・ソウザ、朝倉未来を三角絞めで失神させ勝利したクレベル・コイケと同じブルテリア・ボンサイ所属の日系ブラジル人。
柔術黒帯の実力を持ちながら、これまで17勝のうち4つのTKOと3つの一本があり、打撃でも寝技でもフィニッシュできる能力を持つ。
1回戦では”投神”倉本一真相手に、1、2Rでスタンド・グラウンド共にアドバンテージを取り判定勝利した。
マイクを握ったヤマニハは「海は、名前は(知られていて)強い(と思われている)けど、弱いですね。今ボンサイ柔術が人気になっているけど、倒したいです。ボンサイは僕の家族、家族を守る。KOと極まる(一本)がしたい、します」と家族同然のボンサイ柔術の名を守るためにも、完全決着すると語る。
これに対して海は「今ボンサイの選手がすごく勢いがあって、クレベル選手やサトシ選手が強くて尊敬していたんですけど。なんか一番弱いボンサイの選手が勘違いしちゃってるんで、ちょっとわからせてやろうと思ってるんで。ボコボコにしたいと思います。楽しみにしててください」と波に乗るボンサイ勢の中でも、ヤマニハは恐れるに足らずとする。
両者の思い描く決着として、ヤマニハは「難しくないね、相手は寝技がイージー。寝技で勝つ、絶対勝つ」と現在RIZINで猛威を振るう、ボンサイ柔術の技で極めるとする。
海は「多分一方的な展開になると思っていて。スピードが違いすぎてスローモーションに見えるんで、攻撃は当たらないと思う」と打撃スキルの差を強調。さらに「寝技でも僕のほうがうまいのかなと思ってます」とグラウンド勝負にも自信を見せる。
6月には兄・未来がボンサイ柔術のクレベル・コイケに2R一本負けを喫した。この因縁は気にするかとの問いに、海は「実際に僕がクレベル選手と戦うわけではないので、そこは関係ないんですけど」としつつも「チームとして負けたくないなという気持ちは、強くあります」と所属するトライフォース赤坂の一員として負けられないと語った。
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