【UFC】復活のアルドが元王者ディラショーに対戦要求、元王者対決は実現なるか
8月8日(日本時間)に米国テキサス州ヒューストンで開催された『UFC256』のバンタム級マッチで、同級9位のペドロ・ムニョスをフルマークの判定で下した元フェザー級王者のジョゼ・アルド(ブラジル)が、先日に2年半ぶりの復帰戦に勝利した元バンタム級王者のT.J.ディラショー(米国)に年内の対戦を要求した。
アルドはブラジル出身選手特有のアグレッシブなファイトスタイルと破壊力ある打撃を武器に、絶対王者として10年間無敗を誇ったが、15年のフェザー級タイトルマッチでコナー・マクレガーに敗れてから失速。3連敗と苦しんだ後、現在2連勝とそのパフォーマンスも全盛期以上の動きを見せている。
アルドはムニョス戦の試合後インタビューで、好調の理由はここ最近のボクシング強化の成果が出たと説明し、ハンドスピードが飛躍的に上がったことを明らかにした。事実、この日にアルドと戦ったムニョスがアルドの鋭いジャブとキレの良いワンツーをいくつも被弾する場面が見られた。
プロキャリア37戦と34歳にして更なる進化を見せるアルドは、今年はもう1試合は出来るとし、その相手にディラショーを指名。「ディラショーと戦えるなら最高だ。出来れば今年の12月にしたい。ファンが期待する様な凄い戦いになるはずだ」と、語った。
名指しされたディラショーは7月25日(日本時間)の『UFCファイトナイト・ラスベガス32』で約2年半ぶりに復帰。バンタム級2位のコーリー・サンドヘイゲンにスプリットの判定勝利を収めたが、膝じん帯断裂の大ケガを負っていたことが判明。試合後に手術を行なったばかりだ。術後の回復次第だが、年内に間に合うか。今後の動向に注目したい。
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