DREAMでも活躍のUFCジャカレイが41歳でMMA引退、ブラジリアン柔術に復帰する意向
日本の総合格闘技団体『DREAM』でも活躍した元Strikeforce世界ミドル級王者で、BJJ世界王者のホナウド・ジャカレイ ・ソウザ(41=ブラジル)がMMA引退を発表した。
ジャカレイは本日11日のブラジルの格闘メディア『Combate』の取材で「早い時期にブラジリアン柔術を引退し、その後はMMAの競技で沢山戦ってきた。しかし、これ以上戦う気持ちになれない。本当に終わった」と引退を宣言。
【動画】は、日本メジャーリーガー岡見勇信をパウンド葬!ジャカレイのKO&一本ハイライト映像
今後については「MMAから引退をし、私の歴史を作ってきたスポーツに復帰するつもりだ。トレーニングや競技を続けたい。今、挑戦の意欲が強いんだ。ブラジリアン柔術は私にとってチャレンジ。(自分がやっていた)あの頃と比べると随分と進化した。新しい技や戦術もある。やりたいんだ」と、ブラジリアン柔術などのグラップリングを舞台に競技人生を続けることを示唆した。
ジャカレイはアグレッシブな戦いでファンを魅了し、ニックネームのジャカレイ(ポルトガル語でワニ)通り、ワニの動きや両手を使ってワニの口を広げる様なポーズをすることで有名。
ブラジリアン柔術の世界大会やアブダビコンバットなどのグラップリング大会で数々の実績を残しながら、本格的にMMAに入ったのは日本の『DREAM』から。08年のDREAMミドル級GPで圧倒的な強さで勝ち上がり、決勝戦を現ベラトールのミドル級王者のゲガール・ムサシと争った。10年にStrikeforce世界ミドル級王座を戴冠した後にUFCに参戦。13年に岡見勇信を初回TKOで下すなどUFCのトップ選手として活躍した。
しかし、19年から4連敗と勝ち星に恵まれず、前戦となる今年5月のアンドレ・ムニス戦では、腕十字固めでキャリア初となる一本負け。さらにその試合で腕を折られてしまい、UFCからもリリースされた。
MMA26勝10敗1無効試合の戦績を残し、41歳でMMA界を離れるジャカレイだが、今後のグラップリング競技での活躍が期待される。
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