【RISE】RIZIN帰りの“ブラックパンサー”ベイノアがRISE WESTの変わり種・ねぎ魔神と対戦「シャレにならない結果になる」=9.23横浜
9月23日(木・祝)神奈川・横浜アリーナで開催される『Cygames presents RISE WORLD SERIES 2021 YOKOHAMA』の追加対戦カードが12日都内にて発表された。
今年6月に衝撃のMMAデビューを果たした“ブラックパンサー”ベイノア(25=極真会館)がRISEのリングに帰還。ねぎ魔神(27=ネイバーズキックボクシングジム)と対戦する。
ベイノアは極真空手で全日本軽量級王者になった空手家。キックでは17年にJ-NETWORKウェルター級王座、18年にはRISEウェルター級王座を獲得した。今年6月にはRIZINにMMAファイターとして参戦。弥益ドミネーター聡志に敗れるも、スプリット判定まで持ち込む勝負強さを見せつけた。
対するねぎ魔神は、九州を中心とした西日本の選手たちが参戦している『RISE WEST』を主戦場にする、変わり種ファイター。ねぎを片手に宣材写真に収まるパフォーマンスを見せながらも実力は高く、今年6月のランキング査定試合に勝利しRISEミドル級9位の座を勝ち取っている。
現在、広島県在住のねぎ魔神は会見を欠席。「ベイノア選手。まだランキング入りしたばかりの、僕のような小ネギとの試合を受けてくださりありがとうございます。ねぎねぎ。ベイノア選手はフィジカル、スピード、精神力、全てが高いレベルにある選手ですが、穴もあると思っています。小ネギがその穴をつっついてやりますので、覚悟しておいて下さい。ねぎねぎ」とコメントを寄せた。
今年2月以来、約半年ぶりのRISEとなるベイノアは、ねぎ魔神の強烈なキャラクターに面食らった様子。ねぎ魔神が寄せたコメントに「褒められているのか、けなされているのか分からない。ずっと頭の中で“ねぎねぎ”と流れていてよく分からない状態となっている」と、ねぎ魔神からの贈り物である福岡名物「めんべいねぎ味」を片手に戸惑いを見せた。
落ち着きを取り戻したベイノアは「自分もどちらかというとキャラ先行だったので、気持ちはわかる部分もある」と同じ道を通ってきた先人として、一定の理解を示す。そしてその上で「キャラ先行でも大舞台で結果を残さないと先はない。今の時点でキャラが濃くても、ねぎの味が濃いのか薄いのかはリングで対峙しないとわからない。しっかり下ごしらえをしてリングに上がって欲しい」と、キャラの濃さで終わらない熱戦に向けたエールを送った。
ベイノアは今年6月のRIZINにMMAファイターとして参戦し、元DEEPフェザー級王者の弥益ドミネーター聡志と2-1のスプリットまで持ち込むポテンシャルの高さを見せた。総合格闘技での一戦を振り返ったベイノアは「フィジカル面では試合で使えるような力の出し方、体つきも変わってきてますし、オープンフィンガーグローブでの練習になって、やっぱり一発が致命傷になる意識の練習もしてきたので、並行していることが自分の力になる。空手も、キックボクシングも、総合格闘技も全てのルールを意識した練習が全てにつながる」と、他競技に進出したからこそ得られたものがあるという考えを示した。
改めて、ねぎ魔神との一戦に「今回は本気で倒しに行くので、シャレにならない結果になると思います」と、衝撃的な勝利を暗示したベイノア。MMA挑戦を経て成長した姿をホームリングのRISEで見せることができるか。
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