2021/08/19（木）UP
（最終更新：2021/08/19 12:35）

井上尚弥（左）とカシメロ（右＝getty)

　プロボクシングWBAスーパー、IBF世界バンタム級王者の井上尚弥（大橋）が昨夜、ガチャで”クソリプ厄除け”の御守りをGETしたとツイートした。

　連日、WBO世界同級王者のジョンリエル・カシメロ（フィリピン）のSNSを含めた挑発に怒りを覚える井上。テレビでは画面向こうの井上に向かい、中指を立て挑発、さらに昨日、井上は「売られた喧嘩は買う」とツイートしたのに対し、カシメロが反応、井上が契約するTOPRANK社のボブ・アラムCEOにも＠ツイートし「あなたのAPO（井上のことと思われる）は自滅したいようだな。それをさせるのか、クソ喰らうぞ」と煽った。

　井上が行ったガチャはSNS御守りとして今年4月から全国のカプセルトイ自販機にて販売されているものだ。いとこの井上浩樹（元日本スーパータイト級王者）はガチャで炎上厄除けの御守りをGETし、「プレゼントしようかな…」とツイート。尚弥はそれに反応する形で「奇遇だね。俺はこんなのが出てきた。今のガチャは面白い」と”クソリプ厄除け”の写真を公開していた。

井上尚弥がGETした”クソリプ”厄除け（井上尚弥Twitterより）

　さらに本日「カシメロとの試合が決まったらボクシングというルールの中で叩きのめしたいと思います。だから試合が成立するよう体重管理『ドーピング』管理はしっかり頼みます。年内希望です」とツイートした。
　カシメロのドーピング問題については、今年6月にWBC世界同級王者のノニト・ドネア（フィリピン）とカシメロは対戦に一度は合意したが、ドネア側からカシメロ側に再三ドーピング検査を受けるように伝えてきたが、動きはなく、カシメロ側のドネアの妻への侮辱発言もあり試合をキャンセル。カシメロはキャンセルされた翌日に検査を受けるための書類を提出したという経緯がある。

　井上の年内対戦の願いは叶うか。井上は15日のWOWOWに出演後のインタビューで、ドネアかカシメロと年内に日本かアメリカでの実現の方向で動いていると語っていた。今後の動向に注目したい。

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