2021/08/24（火）UP
（最終更新：2021/08/24 22:51）

OFGマッチで対戦する山口裕人（左）と稲石竜弥（右）

　9月23日（木・祝）神奈川・横浜アリーナで開催される『Cygames presents RISE WORLD SERIES 2021 YOKOHAMA』の記者会見が24日（火）都内にて行われ、追加対戦カードが発表された。

　今年5月の『RISE on ABEMA』で反響が大きかったオープンフィンガーグローブ（以下OFG）マッチが今大会で2カード決定。

　5月大会で松本芳道とOFGマッチで対戦しドロー（※RISE特別ルールのため判定なし）だった山口裕人（山口道場）、同大会で山口裕人の弟・侑馬を2R KOで下したYA-MAN（TARGET SHIBUYA）が連続参戦。山口は稲石竜弥（TeamOJ）、YA-MANは北井智大（チームドラゴン）とそれぞれ対戦することが決定した。なお、今大会よりOFGマッチは判定決着ありに変更となる。

松本芳道（右）とOFGマッチで激しく殴り合った山口裕人（左）

　山口は勝っても負けてもKOの激闘派として知られ、KNOCK OUT、シュートボクシング、ホーストカップなど様々な団体で迫力の試合を展開してきた。会見に出席した山口は「やっと試合に出られます（7月大会で桜井力とOFGマッチで対戦予定だったが、桜井が脱水症状となり試合中止となった）。OFGでずっと練習してきて、やっと慣れてきた。自分は今強いので楽しみにして下さい」とニヤリ。

変則スタイルを見せる稲石（右）

　一方、変則的な攻撃を武器に相手を翻弄するトリッキーファイターの稲石は「皆さんはOFGやらないかとオファーがきたと思いますが、僕は自分からやりたくて、ジムの会長にRISEに連絡してくださいと言っていたほど。無事に決まって、めちゃワクワクしてます。いつも通りの変態殺法でいきますし、いつも以上になるかもしれません」と試合が待ち遠しい様子。

　お互いの印象を聞かれると、山口は「（スタイルが）変なんですよね。変態と聞きますし、計量でお尻を出せば面白いと思っているところがあり、対戦相手の俺も滑ったみたいになるから笑いを勉強してほしい」といえば、稲石は「一緒に滑りましょう！」と答え、和やかなムードで会見が進んだ。

会見でYA-MAN（右）を突き飛ばす北井（左）

　それに対して、YA-MANと北井は記者会見で並ぶと、お互いに手で突き放して緊張感のある雰囲気に。

　ストリートファイトで鳴らした剛腕を武器にここまで9戦し6勝の戦績を持つYA-MANは「今回、相手が山口のお兄ちゃんかと思ったら北井さんかと。いつ（山口兄と）やらせてもらえるのか。北井選手にはいつも通りの打ち合うスタイルで来てもらえたら。ただOFGなので、この後の選手生命が終わるので大丈夫かな？」と挑発。

　イラっとした表情の北井は「薄いグローブでやりたかったのでちょうど良かった。俺のパンチが当たったら自分も終わるで。いつも通りのド突き合いをしたい」と反撃した。

　お互いの印象についてはYA-MANが「特に怖いところはない。ボクシングもテクニックは自分がありますし、蹴りもうまいわけではない。普通にやれば自分が勝つ」と余裕のコメント。