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【ボクシング】元王者のリベンジ戦はまさかのバッティングで流血ドロー「もう長くは待てない」

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2021/09/07(火)UP

元王者ワーリントン(左)とララがバッティング、ララが流血で2R終了時にストップ、ドローとなった(C)DAZN

 9月5日(日本時間)イングランドにて行われた、元IBF世界フェザー級王者ジョシュ・ワーリントン(30=英)vsマウリシオ・ララ(23=メキシコ/IBF3位)の再戦は2Rに2度もバッティングがあり、ララは左目上を大きくカット。4Rに達していなかったため、2Rテクニカル・ドローとなった。 
 接近戦からララのパンチに元王者が屈んだときにバッティングが起こった。

【動画】2ラウンドに2度のバッティングシーンと、大きく割れたまぶたの写真

 今年1月、ワーリントンがIBFとの方針の違いから王座を返上したが、他団体のベルトを獲るべく同級のタイトル戦に向け、今年2月に暫定的にIBF同級8位のララとノンタイトル戦をしたところ、まさかの9R 54秒のTKO負け。プロ生活初黒星を喫し、今年最大の番狂わせKO劇とまで言われた。
 今回、気持ちを引き締め、ララへのリベンジ戦に挑んだワーリントンは1R、快調な滑り出しを見せていたがまさかのバッティングの結末だった。 

 本日7日、米専門サイト「ボクシングシーン」によると、ワーリントンは「私は精神的に参っていて、マウリシオ・ララの亡霊が私に取り憑いているかのようだ。私は(前戦から)7ヶ月試合をしていなかったが、あの傷はいつまで続くのか?私は今頃、チャンピオンになっていると思っていたし、銀行にはたくさんのゼロが並ぶと思っていた」と2月にまさかの初黒星から再戦まで7ヶ月、気持ちを引き締め挑んだがまさかのバッティングドロー。タイトル戦が再び遠のいたように見える。

「彼を打ち負かしたいと思っている。でも、もう長くは待てないんだ」とワーリントン。プロモーターのエディ・ハーン氏は試合後のインタビューで「ララの傷は治るのに数ヶ月かかる。来年初頭には第3戦ができれば」と話していたが、ワーリントンは早くタイトル戦をやりたい模様。現在世界ランキングはWBC同級5位に位置するワーリントン。彼はWBC同級王者のゲーリー・ラッセル Jr.(米国)との対戦を望んでいるが、タイトル戦とララ、果たしてどちらが先になるか。気になるところだ。

▶︎次ページは【動画】2ラウンドに2度のバッティングシーンと、大きく割れたまぶたの写真

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