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【RIZIN】浜崎朱加、KO負けも一本負けもない藤野恵実との再戦は「フィニッシュする、しっかり極めたい」

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2021/09/09(木)UP

9年ぶりの再戦はフィニッシュを狙う

 9月19日(日)さいたまスーパーアリーナで開催される『Yogibo presents RIZIN.30』。
 スペシャルワンマッチで、パンクラス女子ストロー級(-52.2kg)王者・藤野恵実(FIGHT FARM/トライフォース赤坂)と9年ぶりの対決を行う、RIZIN女子スーパーアトム級(-49.0kg)王者・浜崎朱加(AACC)が公開練習を行った。

 浜崎は長年の練習仲間・アミバとグラップリングスパーを披露。浜崎はあえて下のポジションを取ってからのチョーク等の技を狙っていった。

 相手の藤野とは12年に『JEWELS』で対決。ライト級(現ストロー級)初代女王の浜崎に、パワフルな打撃で藤野が”特攻”。浜崎は手数で劣勢となるも、マウントからのパウンドなどコントロールで上回り防衛成功している。

藤野をマウントからのパウンドで追い込む浜崎(12年12月)

 現在は練習仲間としても交流のある藤野相手だが、浜崎は「9年前と比べても、藤野選手のスタイルは基本的には変わっていない。毎試合見ているが、プレッシャーをかけ続けてガンガン攻めて勝つスタイル。でも技術も向上し、打撃もうまくなっている。藤野選手の強みはペースを乱していくことだが、そこはしっかり自分のペースで展開したい」と警戒する。

 試合展開については「普通にやったら削り合いになるのかな、判定にもつれ込むと思う。けれどそこはさせない」ときっぱり。
 さらに「スタイル的にしっかりフィニッシュして勝つのが私のスタイル。フィニッシュして勝ちたい。藤野さんは今までにKO負けも一本負けも無い。そこをしっかり極めたい」と、フィニッシュ負けの無い藤野に完全勝利する。

公開練習でも下から極める浜崎

 今月3日には、19年大晦日にベルトを懸け激闘した前RIZIN女王ハム・ソヒが、『ONE』の女子アトム級ワールドGPで辛勝した。試合の中継を途中から見ていたという浜崎は「負けたと思ったんですが、勝って単純に嬉しかった。インスタグラムのDMでもリアクションしあった」と”ライバル”の1回戦突破を喜ぶ。
 ソヒには「リベンジしたい」という気持ちはあるが、それよりも「日本人の若手で強い選手が出てきてくれたほうが嬉しいかな」と後進の強豪と戦えることを望む。

 今回の試合も「下の世代の人に見てほしい。私たちにしか見せられない試合がある。試合から伝えられるものがたくさんある」と下世代へのメッセージ的な試合にもしたいと言う。
 藤野個人とは「終わったら2人で多分笑って、また練習出来ると思う」と激闘しても笑い合い、互いに先に進みたいと語った。

▶︎次ページは【動画】RIZIN女子スーパーアトム級王者浜崎朱加がグラップリングスパー!

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