【RISE】寺山日葵と小林愛三が計量パス、“国内最強決定戦”へ意気込み
9月12日(日)東京・後楽園ホールで開催される『RISE GIRLS POWER.5』の前日計量、記者会見が、11日(土)都内にて行われた。
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明日のメインイベント(第8試合)のスーパーファイト[-49.5kg契約3分3R延長1R]で対戦する、RISE QUEENミニフライ級(-49kg)王者・寺山日葵(20=TEAM TEPPEN)は49.3kg、RISE QUEENフライ級(-52kg)王者・小林愛三(25=NEXTLEVEL渋谷)は49.2kgで両者とも計量を1回目でパス、その後の会見に出席した。
この1戦は“女子キック界の頂上決戦”とファンから期待されており、寺山と小林が26年ぶりの女子キックボクシング後楽園ホール大会のメインイベントを締め括る。
意気込みを求められると小林は「自分の中でのテーマが自分自身に勝つことだったので、この日まで自分に勝ってきました。国内最強に私がなります」と覚悟の決まった表情でコメント。
対する寺山は「後楽園ホールで20数年ぶりの女子キックボクシング単独大会のメインを務めさせていただくことに、喜びと光栄を感じています。自分が勝利してリングを降ります」と勝利宣言。
計量時に向かい合った両者。その際の印象を聞かれると、寺山は「目力の強さというか気合が入っているのは感じました」、小林は「改めてと言うより、日葵選手は自分を知っている選手。強いのは分かっているので変わった印象はなかったです」と語った。
会見に登場した他選手らは、相手に対して強気な発言をする場面もあったが、両者にはそのような発言は最後まで見られなかった。それは、チャンピオン同士のリスペクトがあるからだろう。
フェイスオフの際に落ち着いた表情を見せていた両者。小林は「寺山選手に何をされたというわけでもないし、憎い感情もないです。自分を成長させてくれる相手だと思っています。明日は私が目の前に立って寺山選手が倒れている状態を想定して今まで来たので、やってやるぞって気持ちはあります」と向かい合った際の心情を明かした。
一方の寺山も「私も何もされていないですし、昨日のインスタライブでも言いましたが、私が格闘技をやっている上でのモットーが『相手に敬意とリスペクトを持つこと』。その気持ちで向かい合いました」と小林へ敬意を表しているとした。
尊敬し合う両者が明日の後楽園で火花を散らす。最後までリングに立っているのはどちらか。
<計量結果>
▼メインイベント(第8試合)SuperFight! -49.5kg契約 3分3R延長1R
寺山日葵(TEAMTEPPEN/RISE GIRLS POWER QUEEN of QUEENS 2020優勝、初代RISE QUEENミニフライ級王者、第8代J-GIRLSミニフライ級王者)→49.3kg
vs
小林愛三(NEXTLEVEL渋谷/初代RISE QUEENフライ級王者、WPMF女子世界フライ級王者、初代ムエタイオープン女子フライ級王者)→49.2kg
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