【RIZIN】扇久保博正、既にベラトールと井上直樹を意識⁉「世間の井上選手が強いという意見を覆したい」
9月19日(日)さいたまスーパーアリーナにて開催される『RIZIN.30』へ向けて、試合前の個別インタビューが行われた。
[第8試合 RIZIN JAPAN GRAND-PRIX 2021 バンタム級トーナメント2回戦RIZIN MMAトーナメントルール:5分 3R(61.0kg)]で大塚隆史(35=T-GRIP TOKYO)と対戦する扇久保博正(34=パラエストラ松戸)が、インタビューに答えた。
扇久保は18年7月『RIZIN.11』に参戦し、堀口恭司と修斗以来の再戦で判定負けを喫するも、19年7月『RIZIN.17』でDEEPバンタム級王者の元谷友貴に判定勝利。同年12月には『RIZIN.20』のバンタム級王座挑戦者決定戦で元パンクラスバンタム級王者の石渡伸太郎にも勝利した。
20年8月にマネル・ケイプが返上したRIZINバンタム級のベルトを朝倉海と争うもTKO負けを喫し、王座に届かなかった。同年11月の瀧澤謙太戦で勝利を収めると、リング上で「来年バンタム級グランプリを開いてください」と直訴。そして今年6月のRIZIN東京ドーム大会では、春日井“寒天”たけしを破り、バンタム級GP2回戦へコマを進めた。
インタビューに応じた扇久保は、「やっと(試合が)来たかなという感じです」と待ち切れなかった様子。展開については「得意なところが似ている。そこのぶつかり合いになる」と激戦を予想する。大塚より優っている部分については、「寝技の極め、打撃のバリエーションでしょうか」と冷静に分析する。
バンタム級GP2回戦で金太郎と対戦する井上直樹が、次の対戦相手に扇久保を指名したことに対して、「お互いに残っていたら、やりたいですね。世間の井上選手が強いという意見を覆したい」と返答した。
また、朝倉海が、今回の大塚との2回戦は扇久保の判定勝ちと予想したことへコメントを求めると、「他人の予想なので気にしていません。一本かKOを狙っていきます。たとえ判定になっても勝ちたいです」と扇久保。反対に朝倉vsヤマニハの勝敗を聞かれると、少し迷いながらも「実力的には海選手が勝つと思います。でも、ヤマニハ選手はタフな選手なので、どうなるか分からない部分もありますが」と予想する。
堀口恭司のベラトール移籍は「最初に聞いたとき、もうRIZINには来ないのかなと思いましたが、年1回くらい来ると聞いたので、対戦するチャンスはありますね」と期待を寄せていた。再びアメリカで戦う気持ちも強く、堀口だけではなく、ベラトールのセルジオ・ペティスやファン・アーチュレッタにも興味があるという。実現すれば、ビッグマッチになる。
そのためにも、まずは大塚を撃破しなければ始まらない。先にある未来へ向けて、扇久保の挑戦が本格化する。
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