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【RISE】53kg最強に躍り出た風音、11月大阪大会に「チャンピオンとして出たい」と早くも出撃予告

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2021/09/24(金)UP

風音が昨日獲得したベルトを持って一夜明け会見に出席した

 9月23日(木・祝)神奈川・ぴあアリーナMMで開催された『Cygames presents RISE WORLD SERIES 2021 YOKOHAMA』のRISE DEAD OR ALIVE 2021 -53kgトーナメントで、優勝を果たした風音(22=TEAM TEPPEN/RISEスーパーフライ4位)が、24日都内にて一夜明け会見に臨んだ。

 トーナメント参戦選手の中で唯一王者経験がなかった風音は、今年7月の1回戦で江幡睦を延長判定で撃破。前夜の準決勝では親友の政所仁との大接戦に競り勝ち、決勝では那須川天心がライバルと認める志朗を延長判定の末に撃破。3人の世界王者を乗り越え、初めてのタイトルを手にした。

優勝候補の志朗を延長判定で下しトーナメントを制した風音の右クロス

 大番狂わせを見せトーナメントを制した風音は「本気で覚悟を決めてやり続けたら結果が出ることを証明できたんじゃないかと思うし、そう思ってもらえたらうれしい」と、ベルトを前に自信と喜びを語った。

 大会前日の会見前には、妹が出産という戦いを乗り越えていたという風音。試合当日には「がんばれよ。負けたらわかってるんだろうな」という愛情溢れる発破をかけられたとい、試合後には「ようやった」という祝福を受けたという。優勝賞金500万円の使い道に「ずっと見てくれていた家族に何かを贈りたい」と、家族への恩返しを考えていると語った。

 風音はこのトーナメントに向け「こんだけ練習したことないやろというくらいやってきて、生活全部がしんどかった」と、従来以上にハードな練習を積んできたという。毎日のプロ練に加え、朝は会長にマンツーマンで追い込まれる特訓が追加。「きつすぎて嫌になりました」と振り返るが、その気持ちは折れること無くワンデートーナメントを2連勝。「形として報われて良かった」と安堵の表情を見せた。

準決勝では親友・政所仁との激闘を制した

 興奮冷めやらぬ中、話は早くも次戦に及ぶ。RISE伊藤隆代表は「ダメージがなければ」と前置きながらも、11月14日の丸善インテックアリーナ大阪大会への出場打診を計画。
 風音本人も「出たい気持ちはあります。大阪でできるのなら、チャンピオンとして出たい」と意気込み。しかし「昨日(試合を)やったばかりで、全身痛すぎてなんとも言えない」と、現時点では通算7ラウンドのダメージが大きいとのこと。今後ジムサイドと相談して決めるという結論に落ち着いた。

 ダークホースから一夜にして53kg最強にのし上がった風音。11月の大阪でその勇姿を再び見られるか。

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