”ムエタイ才女”伊藤紗弥がBOM女子二冠目に挑む、イッセイ・ウォーワンチャイは小嶋・ノーナクシンと実力派対決=11.7
11月7日(日)神奈川・横浜大さん橋ホールにて開催される『BOM WAVE06- Get Over The COVID-19』の対戦カードが発表された。
“ムエタイ才女”伊藤紗弥(尚武会)がBOM王座に挑戦。RINA (谷山道場 小田原支部)との王座決定戦に臨む。
伊藤は4歳の頃からムエタイを始め、僅か13歳でWPMF女子世界ピン級暫定王座を獲得。その後はWBCムエタイ、WMCなど世界三冠王となり“天才ムエタイ少女”として名を馳せた。
昨年2月初のRISEへの参戦で、NJKFミネルヴァ日本ピン級王者Ayakaに初のKO負けを喫したが、今年4月にAyakaへリベンジを果たしBOM女子ピン級王座を獲得。9月にはRISE QUEENアトム級王者・宮﨑小雪とのワンマッチに敗れたが、延長戦にもつれ込んだ上2-0の僅差判定に、ヒジ無しでも一線級であると評価を上げた。
対するRINAはオーストラリアと日本の2つの血を引き、様々な舞台で活躍。現在のKrush女王・壽美やRISE女王の寺山日葵とも拳を交えた経験を持つ。今年4月にはムエロークで約1年振りの試合に出場。豊富なキャリアを持つ祥子JSKに一歩も引かない打ち合いを臨み、3-0の判定勝利を勝ち取った。
各地のリングで猛威を振るう天才・伊藤が新たなベルトをコレクションに加えるか、RINAが下馬評を覆し初戴冠なるか。
“西の神童”イッセイ・ウォーワンチャイ(ウォーワンチャイプロモーション)が今年4月以来のBOM参戦。ムエタイ強豪の小嶋・ノーナクシン(ノーナクシンムエタイジム)と対戦する。
イッセイこと石井一成は、アマチュアで14冠を達成してプロデビュー。スピードのあるパンチや鋭いローキックを武器に日本、タイを股にかけ活躍。国内外の様々なタイトルを獲得し“西の神童”と称された。昨年12月のBOMでは片島聡志からWPMF世界スーパーフライ級王座を奪取している。近年ではヒジ無しルールにも積極的に参戦。今年7月には「RISE DEAD OR ALIVE 2021 -53kgトーナメント」に参戦したが、RISE王者・大﨑一貴からダウンを奪われ敗北を喫した。今回は得意のムエタイルールで再起を図る。
対する小嶋は卓越したムエタイテクニックでデビュー以来9戦負けなしの快進撃を記録。これまでルンピニージャパン、WPMF日本、J-NETWORKのバンタム級王座3つを獲得している。今年4月のBOMでは元新日本キック王者のHIROYUKIにTKO負け。6月のスックワンキントーンでは、WBCムエタイ日本統一バンタム級王者・一航と一進一退の攻防を見せるもドロー決着。石井同様、再起を懸けた一戦に臨む。
<決定対戦カード>
▼BOM女子ライトフライ級王者決定戦3分5R
伊藤紗弥(尚武会)
vs
RINA(谷山道場 小田原支部)
▼BOM53.30kg契約3分5R
イッセイ・ウォーワンチャイ(ウォーワンチャイプロモーション)
vs
小嶋・ノーナクシン(ノーナクシンムエタイジム)
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