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【新日本キック】10.17 重森陽太、倒す試合でRIZIN・ONEへの出場をアピールする!

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2021/10/12(火)UP

新日本キックのエースとして他団体の強豪を迎え撃つ重森

 10月17日(日)後楽園ホールにて、新日本キックボクシング協会の『TITANS NEOS29』が開催される。
 ダブルメインイベントは、WKBA世界ライト級王者の重森陽太(伊原道場稲城支部)が現KOSスーパーフェザー級王者のREITO BRAVERY(レイト・ブレイブリー/BRAVELY GYM)と対戦する。

【動画】重森陽太、ダウン応酬の激戦の末TKO勝ち!

 5歳からキックボクシングを始めた重森は「神撃キッカー」と呼ばれ、蹴り技のスペシャリストとして3階級を制覇した。2019年11月に開催された『KNOCK OUT 2019 BREAKING DAWN』では、翔・センチャイジムと激闘を繰り広げ、年間ベストバウトを獲得。蹴りのスペシャリストが、再びメインに抜擢されて重責を担う。

 重森の相手REITOは戦績は16戦9勝3敗4分で、2017年5月の『KHAOS.2』では、ミドルキックとヒザ蹴りで森坂陸を攻略して判定勝ちを収めている。アウェイのリングでエース狩りを狙う。

 対戦相手について重森は、「正直なところ名前を聞いてもピンと来ませんでした。でも試合映像を見たら、とても良い選手だと分かったので、とても楽しみにしています。身長が、私とほとんど変わらないくらいのサウスポー、ムエタイスタイルの選手。若くて良い選手が新日本キックに参戦することを嬉しく思います。今後は、色々な試合に呼ばれるんだろうなといった印象ですね」と語る。

 トップクラスの技術を誇る重森だが、「技術でポイントを取りに行けば負けないと思っていますし、実際に結果も残してきました。でも、次の試合は多少無理してでも倒しに行こうと思っています。面白い試合、倒せる試合をテーマにしています」とKOへの拘りをみせている。その背景には、「そろそろ知名度が欲しいなと思ってきました」という野心がある。他団体の王者を倒してインパクトを残すのが、その近道になる。

「野望は、3つあります。1つ目は、ラジャダムナンスタジアムのベルト獲得です。私が実際にラジャダムナンスタジアムのベルトを獲得した場に立ち会えたのは新日本キック石井宏樹さんの試合でした。『夢は本当になる』という憧れは消えずに増す一方です。

 2つ目は、KNOCK OUTスーパーフェザーのベルトです。60kgでも問題なく試合ができそうですので、2階級同時に獲得して防衛していきたいです。3つ目は、ONE、RIZINへの参戦です。新日本キックに恩返しをするためにも、他団体のリングで結果を残してホームに戻ってきたいと考えています」

 そう語る重森は、「あとは、もう少し取材やインタビューなどを増やしていきたいですね」と最後に付け加えた。

▶次ページ:【動画】重森陽太、ダウン応酬の激戦の末TKO勝ち!

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