【RISE】元ラジャ王者・梅野vs元K-1王者・大雅のドリームマッチが決定、「生き様を見せるような試合を」(梅野)「昔みたいな闘争心を見せる」(大雅)
11月14日(日)大阪・丸善インテックアリーナにて開催される『Cygames presents RISE WORLD SERIES 2021 OSAKA.2』の対戦カード発表記者会見が13日都内にて行われた。
梅野源治(32=PHOENIX)と大雅(25=チームドラゴン)の対決が決定。元ラジャダムナン王者と元K-1王者の激突が実現した。
梅野はラジャダムナンスタジアムライト級王座をはじめ、多くのタイトルを獲得してきた“日本ムエタイ界の至宝”。近年ではヒジ無しルールにも積極的に参戦し、2019年の『RISE WORLD SERIES 2019 -61kg』では準優勝に輝いた。今年6月にはRIZIN KICK ワンナイトトーナメントに参戦したが、1回戦で皇治のバッティングを受け試合続行不能に。今年9月にはムエタイルールで復帰を遂げている。
対する大雅はK-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者の肩書きを持つファイター。19年には『RISE WORLD SERIES 2019 -61kg』に出場し、1回戦でセクサン・オー・クワンムアンに判定2-1で惜敗した。RIZINでは19年10月から3連敗を喫するも、その後2連勝と復調。今年7月には中村寛と一進一退の攻防を繰り広げるも、2-0の判定で敗れた。
元ラジャダムナン王者と元K-1王者の異色の組み合わせ。大雅は「RISEにも出ていたので、もしかしたらやるかなと思っていた」と予想の範疇とのこと。さらには「しっかりKOすればおいしい。僕の復活を見せるにはいい相手」と、手応えのある一戦に満足そうな表情を見せた。
一方の梅野は「(大雅は)昔は55kgくらいでやっていたと思いますが、階級を上げて60kg。61kgトーナメントに出ていた頃は可能性がありましたが、最近は63kgでも出ていたので、自分は戦う意識をしたことはなかった」と、すれ違っていたという感想。今回の話には驚いたというが「ファイトスタイルが好きな選手。最近の僕はテクニシャン的な戦いが多いので、ガンガンくる選手に対して殺気だったガンガン出るスタイルを見せたい。いいオファーを受けたと思います」と、こちらもマッチメイクに満足しているという。
梅野は6月の「RIZIN KICKトーナメント」に出場。ヒジ無しキックルールに適応するようにトレーニングを重ねたが、偶然のバッティングにより試合続行不能となった。振り返った梅野は「色んな方にご協力をいただいてリングに上がったが、結果を見せられなかった」と心苦しさを見せた。しかしその取り組みは無駄ではなく「前回練習していたことはRISEのリングで見せる」と、11月大会へ活かすと意気込み。勝利の先の話に触れると「年末いい試合をお見せできるんじゃないか。来るべき日のために結果を残す」と、年末RIZINへの再出場を匂わせた。
大雅もまたスタイルに悩みを持つひとり。前回から心機一転、チームドラゴンへ移籍。初戦に快勝を期待されたが、悔しい敗北となった。しかし移籍後には「引き出しも増えたけど、一番変わったのはメンタル。昔みたいな闘争心を次は見せられる」と、一世を風靡したK-1王者時代を彷彿とさせる戦いを期待させた。
最後に梅野が「闘争心を見せて殺気立って、見ているような人も熱くなるような、生き様を見せるような試合をしたい」と決意を語れば、大雅は「削り合うつもりはないので、1RでKOする」と圧勝を誓う。変革を経た両者がぶつかり合う一戦の勝者は、梅野か大雅か。
<決定対戦カード>
▼-61kg契約3分3R
梅野源治(PHOENIX)
vs
大雅(チームドラゴン)
●編集部オススメ
・[梅野RIZINの一戦]【RIZIN】皇治のバッティングで梅野が続行不可能、まさかのノーコンテストに
・[大雅の前戦]”人獣”中村寛、大雅から左ハイキックでダウン奪取、流血の激戦を制す
・”人獣”中村寛、”喧嘩自慢”YA-MANと因縁対決!王者・直樹への挑戦見据えランキング査定試合に=11.14
・鈴木真彦と江幡塁が1年振りの再戦「RISEの試合はRISEの王者が強くないといけない。圧倒的に倒す」(鈴木)
・中村寛、大雅ら参戦の大阪大会で知花デビットvs拳剛、宮崎就斗vs梅井泰成など8カード決定=11.14
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!